Life Itself

生活そのもの

2018/05/24

出産後の1ヶ月間は育休を取らせてもらう予定になっている。1ヶ月の間、人員が減るということが考慮されて、僕のチームに新しいメンバーが入り、1週間ほど前から教育係を兼ねて仕事をしている。

教育をすると、これまでシステマティックにしていた仕事内容が、実はチームメンバーの経験によって自動化していただけで、システム自体は不十分であるといったことが露顕することがある。今回も教育をしていく中で仕事のシステムに見直すべき点が顕れて、教育をしながらシステムの修正を行っている。これが結構面白くて、教育自体は大変だけれど、楽しみながら仕事ができている。いつもとは違う頭の使い方をしているせいか、仕事を終わった後にあまり頭が疲れた感じがしない。いい具合に脳が活性化したように感じる。

どんな仕事をするにしても、効率よく仕事をするためにシステム化・マニュアル化していった内容を見直すということは定期的にやっていくべきことなのだろう。そもそもシステム化して効率よく仕事をすること自体がいいことなのかは分からない。仕事内容によってはシステム化しない方がいいこともあるだろう。システム化すると、どうしてもそのシステムに頼って仕事をし、考えることが少なくなっていく。

考えることを少なくすべきことはシステム化し、しっかり考える必要がある仕事内容についてはシステム化するにしてもそれを最小限にし、メンバーの考える力に委ねる、その力を養っていく。

書くのは簡単だが、実際にやるとなると難しい。だが、気づいた時に書いておかなければこういったことは忘れてしまうものだ。