Life Itself

生活そのもの

小沢健二 SONGS

昨夜の小沢健二のSONGSは観ていてすごくワクワクした。 Twitterでツイートした内容も面白かったし、ライブ映像で歌詞が楽しい感じで字幕が出てきて、歌詞を追いながら音楽を聴くというのも良かった。最近アルバム『So Kakkoii 宇宙』はリリースされて以降毎日必ず1回は聴いているが、言葉数が多くて音楽自体の情報量も多いから、まだきちんと咀嚼できていない。ただ、SONGSで『薫る』のライブ映像を歌詞を追いながら観て、この曲すげーと思った。名曲。

SONGSで小沢健二Twitterにハマっていると言っていたけれど、彼がツイートする内容は興味深いし、今さらながらTwitterはこんなに魅力的なツールなんだと思い知らされて、僕もツイートしたくなった。なんとなくツイートするというのは面倒くさくて、今のところ僕はこのブログを上げたことを知らせることにしか使っていない(そのツイートをあげるとなぜかツイートの画面上でブログの最初の方が見れるようになっていて少し恥ずかしい。本当はタイトルだけにしたいのだけれど)。だが、ちょっと思いついたときとか、誰にでもなく気軽につぶやくにはTwitterは良いツールなんだなぁと思った。

小沢健二Twitterや『So Kakkoii 宇宙』に接していると、ことばとか考えるということはやっぱり大切で面白いことなんだよね、と思う。昨日の日記で、最近日記を書くときにあまり考えていないと書いたけれど、そういう日があるのはいいとしても、しつこくしつこく考え続けるということが、その日には何も書くことを生み出さなくてもその後にそれが何らかの形になる。

アルバムタイトルの宇宙ということばだが、僕はこれまでにも書いたように、小宇宙とか繋がるとかそういったことばを簡単に使ってしまうのがどうしても嫌で、あまり好んで使わないようにしている。僕らも「宇宙」の一部で「繋がっている」ことには違いないとしても、きちんと目の前のことを見ずしてそういうことばを使うのは違うと思っている。目の前のことをきちんと見ていなくても、「宇宙」とか「繋がる」というだけで何となくわかったような気になるから、これらのことばは少したちが悪い。宇宙ということばがあると少し構えてしまうけれど、小沢健二がSo Kakkoiiと形容詞をつけたこの宇宙ということばで何を言わんとしているのか、アルバム全体の歌詞を見ながら、音楽を聴きながら、しつこくしつこく考えてみたいと思う。