Life Itself

生活そのもの

TIFFAKONKAE

昨日、日記を書いた後に久しぶりにKamasi Washingtonに聴いて、またやられてしまった。また、というのは既に一度やられたことがあり、二発目だからだ。一発目は『The Epic』が発売されてしばらくしてからのことで、初めて聴いたときにあまりのぶっ飛んだ感じにやられてしまった。やられてしまったとばかり言って他に言い方がないのかと思われるかもしれないが、そんなことはどうでもいい。ぶちのめされた、衝撃を受けた、心を打たれた、どんなことばを使っても示すことは同じことだ。昨日聴いたのは『Heaven and Earth』だった。リリースされてすぐにアナログ盤を購入して何度か聴いた。Kamasi Washingtonを聴くには、ときにとても体力を使うし、心の状態がいいときでないといけない。昨日は連休最終日ということで体も心も疲れていなかった。それにKamasi Washingtonが聴きたい気分だった。で、久しぶりに『Heaven and Earth』を聴いた。今まで僕はこのアルバムをきちんと聴いていなかったのだろうか、どの曲も初めて聴くように新鮮に聴こえて、だから聴くのに集中力が必要だった。5曲目『TIFFAKONKAE』。この曲本当にやばい。心と体がすべて持っていかれた。印象的なベースの刻むリズムとリフ。ピアノとベースの絡み。そしてその上に乗るサックス。体は自然と動く。この曲を聴いている間は体が軽くなったみたいに、踊ることができない僕でも軽やかに動く。軽やかに。いいことばだ。かろやかにって響きもいい。書きながらかろやかにと頭の中で音を発した。
 
たぶん音楽を聴くのには適したタイミングがある。これ前も書いたような気がする。昨日がまさしく『Heaven and Earth』のタイミングだった。とは言っても、まだ『Earth』の方しか聴いていない。今のところは『Earth』までしか聴くことができない。また数日置いて今度は『Heaven』を聴いてみることにする。
 
この『Heaven and Earth』だが、CD盤だと隠しCDがあることを知った。実際に見ていないのでよくわからないが、ケースをカッターなどで切るとそのCDを取り出せることができるとか。アナログ盤には隠しレコードはなさそうだ。CDも買うことになるのか...。