Life Itself

生活そのもの

2019/07/27

昨日からフジロックが始まっていて、今年は残念ながら参加できていないけれど、YouTubeの中継を常につけた状態で仕事をしている。たまに画面を見ることもあるけれど、基本的には聴きながらという感じで仕事をしていて、今日は特に忙しかったが、特に集中は途切れることなく仕事ができた。むしろいつのまにか仕事が終わっていたという感じで、いつもよりも集中できていたかもしれない。

とまぁ、仕事中にフジロック中継を見ていた言い訳はこのくらいにして、中継を見ているといくつも発見があった。フジロックは音楽の幅が広いので、行くと必ず発見がある。YouTubeでもそれは同じだった。

昨日は中村佳穂。ずっと気になっていてYouTubeでたまにライブ映像を漁っていたのだけれど、フジロックでのパフォーマンスは良かった。音源よりもライブの方がいいように思う。福岡のサンセットで見ることができそうなので、楽しみだ。 七尾旅人は10年前に見ていた時よりも丸くなっている感じがした。10年前に見たときはかなり狂気じみたものを感じたのだけれど、その狂気は薄くなったように感じた。薄くなっただけで今もまだあるのだと思うけれど。最新のアルバムがとにかくいいので、そのアルバムの曲を聴けて良かった。行くか迷ったのだけれど、福岡のワンマン行けばよかったなぁ。

今日は朝から台湾のSunest Rollercoasterというのがえげつなく良くて、それで仕事へのエンジンがかかったように思う。歌声は王舟に少し似ている気がする。とても良質な音楽だった。 GEZANと銀杏ボーイズはともにことばの力強さを感じた。銀杏の峯田さんのことはドラマでしか見たことがなかったのだけれど、ライブを初めて見て、圧倒的な存在感と、その人柄によるものだと思うが、ことばそのものとそれを聞かせる力がすごいなと思った。ティーネイジャーのときに聴いていたらすごく影響を受けただろうなぁ。

George Porter Jr. & Friends。この中継を見たときには心から後悔した。The Metersやん。めっちゃThe Metersの曲やってるやん。めっちゃグルーヴィやし、家の中やのにめっちゃ腰揺らさせるやん。変な踊りさせるやん、帰ってきて早々そんな僕の変な姿を見た娘もテンション上がっているやん。最高やん。現地で見てたらずっと記憶に残るようなライブになっているやん。うわー、本当に現地で見たかった。これ見るだけでもフジロックに行く価値はあっただろうに。 でも、YouTubeでも聴くことができてよかった。フジロックの人、彼らを中継に選んでくれて本当にありがとうございます。

しかし、ライブや会場にもよるのだけれど、今年も前の方でスマホで撮影しているのが目につく。Martin GarrixやSIAなどはせっかく一番前に陣取っているのにスマホで撮影している。ライブの楽しみ方は人それぞれなのはわかるけれど、もったいないなぁと思うし、人によってはスマホの光を目障りだと感じることもあるだろう。これも時代の波で仕方がないのかもしれないけれど。