Life Itself

生活そのもの

2019/10/24

雨ということも関係しているのかもしれないが、ランチをとったカフェの途中にあるタピオカの店を覗くと、客が誰一人としていなかった。夏にはすごい行列だったのに。

タピオカが入ったミルクティーは、台湾で飲んだイメージから、暑い日に飲む物というイメージがあるが、これから寒くなっていくとどうなるのだろうか。透明の容器に入っているからこそインスタ映えとして流行ったのだろうが、ホットだと透明な容器というわけにはいかず、インスタ映えというのは微妙な気がする。

タピオカ自体、一過性のブームという感じがするし、寒くなってきたことには関係なく飽きられつつあるように見受けられるが、台湾のミルクティー、そしてタピオカが好きな僕からすると、乱立するタピオカミルクティーの店がこれから淘汰され、生き残るのはいくつかの店だけになるのは仕方がないとしても、台湾のミルクティーが飲める美味しい店はこれからも残って欲しいと思う。

しかし、これからはホットコーヒーの季節だ。アイスコーヒーも美味しいが、やはりホットの方が味がしっかりして美味しい。今日、行きつけのカフェに行ったが、昼間の休憩時間にゆっくり飲むコーヒーは格別だ。ホッと一息をつくという意味合いもあるが、店でかかるレコードを聴きながら本を読んでいると、それまでとは時間の流れ方が変わる。45回転が33回転になるような感じだ。それは午後の仕事にも影響を与えているように思う。自分と仕事の間に空間が生まれ、余裕を持って仕事をすることができる。仕事場からカフェまでは片道10分弱かかるが、それでもわざわざ行く価値がある。