Life Itself

生活そのもの

CDをもらった

保育園初日ということで、今朝妻と2人で赤ん坊を連れて行った。


保育士さんに預けられて僕らとバイバイをするまで赤ん坊は状況が飲み込めていなかったようで、泣きもせずにきょとんとしていた。保育士さんに聞くと、その後はギャン泣きして大変だったらしいが、ずっと抱っこしていると落ち着いて、お昼はしっかりと食べ、途中笑顔も見せていたようだ。ずっと泣いているんじゃないかと思っていた。初めて他人に預けることにたいして、あまりにも構えすぎていたのかもしれない。家に連れて帰っても、いつもと同じように遊んでいたし、何の変わりもなく過ごしている。...と思っていたら、夕方以降、僕の顔を見ると泣くようになった。最初は妻が離れると泣くようになっていたのが、妻に抱っこされていても僕の顔を見ると泣くように。初めて母親と6時間も離れたからだよね、そうだといいけれど。


まだ妻は復職していないので、今月いっぱいは慣らしで保育園に通わせる。ということで今日は赤ん坊を預けたあとは時間ができて、2人で行きつけの店までカレーを食べに行くことにした。行きつけとは言っても、最後に行ったのは赤ん坊が生まれる前の昨年2月のこと。福岡に引っ越してきて以来、ずっと行きつけだったのだが、妊娠、出産、子育てでしばらく行くことができていなかった。そのお店は今でこそカレーが美味しい店として有名になったが、福岡に来た頃は、ちょっとしたものを食べることはできたもののどちらかというとお酒がメインで(そのちょっとしたものがとても美味だった)、食べたあとに一杯飲むに行くような感じの店だった。僕と音楽の趣味の合う知人から紹介されたのが最初に行ったきっかけだったのだが、1回行くとお店のゆったりとした雰囲気がたまらなく、その後妻が福岡に来てからも2人で何度も行った。お店に行くたびに聴いたことがない音楽がかかっていて、お酒を飲みながら新しい音楽を教えてもらったり、共通の好きな音楽の話をしたりでまったりと過ごし、気づけば終電となっていることもしばしばだった。オーナー夫妻とはライブ会場で会ったこともあるし、お店主催の桜井芳樹さんと中村まりさんのライブや、ボギーさんのライブに行ったこともある。僕ら夫婦にとっては、福岡での音楽生活ではなくてはならない店、そして人々である。そんな店の奥様から、帰りがけに出産のお祝いとして(出産して初めて店に行った)、2015年夏に店でかかっていたBGMをCDRにしたものをいただいた。こんなに嬉しいプレゼンントはない。ランチであれば、もう少し大きくなれば赤ん坊も連れていっても問題なさそうなので、近いうちまた行きたいと思う。


カレーを食べたあと、そのまま行きつけのカフェに行った。そのカフェはちょうど4周年を迎えたタイミングだったようで、マスターが自身のレコード棚からセレクトして編集したというCDRをもらった。
1日に2枚もセレクトCDRをもらうなんて、なんて素敵な1日だ。


15時には赤ん坊を迎えに行って、帰宅後、それぞれのCDを聴いた。知らない曲がたくさん。どちらのCDRも、聴いているとお店にいるような気持ちになる。