Life Itself

生活そのもの

2019/03/18

僕は連休中も仕事が入るのであまり関係ないことだが、5月にある10連休の過ごし方について悩んでいる人が多いようだ。会社の同僚と何人かでランチに行ったのだが、話題は10連休中の過ごし方ばかりだった。どこに行っても人が多いだろうが、10日間もずっと家に閉じこもっていては太ってしまう。旅行に行くにしてもどこに行けばいいかわからない。実家に帰省してもすることがない。
10連休にはならないが、僕も何日か休みをもらう予定だ。連休の最初の方で結婚式に参列して、余興に参加しなければいけない。結婚式自体はとてもめでたいことだが、気が重い。結婚式が終わったら仕事だ。連休中の過ごし方について悩むことはあまりなさそうだが、悩んでみたかった気持ちも少しはある。どうでもいいことだ。
 
まだ気が早いが、5月のことについて考えていると、その先の6月のこと、赤ん坊が保育園に入園する時期のことについて考えてしまう。あまり預けたくはないが、妻が仕事に復帰しなければいけないので仕方がない。赤ん坊が日中の多くの時間を外で過ごすようになるというのは、今ではあまり考えることができない。まだまだ赤ん坊は家以外の場所だと少し緊張しておとなしくなる。赤ん坊はどんなふうに成長しているだろう。その頃には元号が変わっている。
 
平成もあと2ヶ月を切った。新元号が発表されてからは新元号を意識せざるを得なくなるだろう。新元号へと切り替わる日をただ待つような気持ちになるかもしれない。何を意識することもなく、平成の時代を過ごすことができるのはあと数えるほどしかない。僕にとっては人生の大半を過ごした平成。平成最後の7月に産まれた赤ん坊。今さらながら平成があと少ししかないことを考えると、寂しさの感情を覚える。