Life Itself

生活そのもの

生後8ヶ月目

今日は赤ん坊のちょうど生後8ヶ月目にあたる。
 
ハイハイができるようになってから、赤ん坊の成長は加速度的に早くなっているようで、もうつかまり立ちしそうな感じがある。たかいたかいなどで脇を持って持ち上げたあとに床におろそうとすると、足をかたくなに曲げずにそのまま立とうとする。僕は脇を支えているだけで、もう自分の二本足で立っている。つかまり立ちさせるような補助道具は購入していないけれど、もしあればつかまり立ちするのかもしれない。
 
ハイハイも始めて、そろそろ立つような感じがあるが、まだ座りはしない。育児書のようには成長していかないところを見ると、やはり赤ん坊それぞれに成長の仕方があるということで、もし育児書の目安通りの成長がみられなくても必要以上に心配することはないのだ。
 
つい最近にも書いたような気がするが、ハイハイをするようになってからというものの、赤ん坊はじっとすることはほとんどなくなり、常に動き回っている。ハイハイをするにも全身の筋肉を使うだろうに、疲れる様子を見せることなくずっと動き続けている。
 
ほんの数ヶ月前まで、たしか年が明けたばかりの頃などは、寝返りを本格的にするようになった程度で、仰向けの状態でいることの方が多かったように思う。今では仰向けの状態でいるのは、寝ているときくらいのものだ。仰向けの状態で機嫌よくなったときに、手足をバタバタさせてキャッキャッと言っていたのをとても懐かしく感じる。あの手足バタバタはかわいらしかった。いま機嫌がいいときには、うつ伏せの状態で飛行機のように手を横に伸ばし、足をバタバタさせるような動きをする。この動きをするのも僅かな時間なんだろうなぁと思うと、今から寂しくなる。
 
赤ん坊には健やかにどんどん成長しているし、このまま育ってほしいと心から願っているが、その一方で、まだ言葉を持たず、ぎこちない動きをする今の赤ん坊の姿をとても愛おしく感じる。この状態が長くは続かないということを、赤ん坊が生まれてから8ヶ月の経験を通してわかっているだけに、とても貴重な今という時間に執着しそうになる。