Life Itself

生活そのもの

2018/09/05

昨日のヨガスートラの勉強会で考えたことのメモのようなもの:
 
情報に囲まれているこの時代においては、あらゆることをあたかも既知のものとして反応してしまいがちである。
情報によって様々な知識を得ることができるが、実際のところは目の前のことすら見ていないし、わかっていない。
知覚、認識、反応するプロセスを繰り返し行っているが、情報によって、このプロセスの速度はますます速くなっているのではないか。
反射的に反応している。目の前のことに対して、対応することができていない。
 
初めて接するかのように目の前のものに対応することはとても難しい。
しかし、知覚、認識、反応するのは自我であり、自我を形作っているのは日々の習慣、日々接する情報である。
習慣は放っておくと固まっていく、情報は不必要なものまで蓄積されていく。
 
情報は自我の中の固定観念を増やす。情報を捨てることはできないが、自我の力を増大させないように、流していくという心得が大事なのではないか。