Life Itself

生活そのもの

2018/07/09

妻と娘は明日退院することが決まって、とうとう3人での生活が始まることになる。どんな生活になるだろう。夫婦ともに不器用で、沐浴などきちんとできるのか不安なこともある。不安に思うことを挙げればキリがない。初めての育児だから当たり前だ。だが、今は娘の顔を早く見たい気持ちが強く、(娘にとっては初めての場所だけれど)妻と娘が戻って来ることを心待ちにしている。
 
今日が1人で過ごす最後の日だ。誰に邪魔されることなく寝ることができ、自由な時間を過ごすことができる最後の日かもしれない。明日からは赤ん坊の泣き声に悩まされるかもしれない。産後うつになるかもしれない。だが、僕はこれからの生活がとても楽しみだ。これまで経験したことのない全く新しい生活。娘中心の生活。大変なことはわかりきっている。開き直って楽しむほかない。
 
妻から送られてくる娘の写真や動画が可愛くて仕方がない。可愛いと思うが、どのように可愛いと思っているのか自分でもわからないところがある。自分の娘だから可愛いのか、赤ん坊だから可愛いのか、その見た目・仕草を可愛いと思っているのか。その子が僕と血が繋がっているということを考えると不思議な気持ちになる。
 
育児中心の生活となる明日以降、日記を書くことができるかわからないが、毎日ではなくてもできる限り書いていきたい。日々のことは忘れてしまう。写真に残しても、その時何をどのように感じたかを覚えておくことはできない。明日から僕が何をどのように感じるのか、自分でも楽しみである。