Life Itself

生活そのもの

2018/06/13

今のところ陣痛のときには妻の側にいるつもりだが、分娩室までは入る予定はない。情けない話だが、大量の血を見れば動揺してしまい、逆に妻の迷惑になるように思う。
無事に産まれて我が子を最初に抱く時はどんな気持ちになるだろう。前々回の『Youは何しに日本へ』でも最初に抱くところが映されていたし、いろんな人から話も聞くが、こればかりはとても想像できるものではない。
 
今日近所の行きつけのカレー屋に行って、ご主人に最初に赤ん坊を抱いた時の話を聞いた。その人は、抱いている子が自分の子どもであることの実感がわかず、不思議な気持ちになったそうだ。泣くことはなかった。だが、ご両親に報告の電話をした際に、涙が溢れ出たと言っていた。
 
今からその時のことを考えてもわからないから仕方がないことだが、それでも今日の話を聞いて、どうなるのだろうと考えてしまう。まだ男の子か女の子かもわからない。無事に産まれることを前提で書いているが、どうなるかまだわからない。いくら考えても、どのような感情が生まれるのか想像がつかない。
 
今日も胎動は激しく、妻はお腹の中でキック?されて、痛がっていた。とても元気だ。このまま元気に産まれてくれることを祈る。毎日祈っているが、父親として今の子どもにできることは、まずは祈ることだ。