Life Itself

生活そのもの

2018/03/10

3月7日は父の誕生日であるのと同時に実家の猫の誕生日でもあった。今日祖母の家に行って思い出したが、3月6日は祖父の命日だった。

 

この1年は猫にとって、そして世話をする母と父にとっても大変な年だった。癲癇の発作がひどくなって、治まったと思えば糖尿病が発覚してインシュリンを毎日打って、血糖値が安定してきたら今度は癲癇がまたひどくなって…元々の心が優しい猫で、先に起きても母が起きるまでは起こさないようにじっとしているような性格だから、たぶん周りを困らせるていることに対してもストレスを感じているような気がする。この前実家に帰省したときは元気だったけれど、かなりげっそりと痩せていた。今は癲癇を薬で抑えているが、癲癇の発作が起こるぎりぎりのところで止まることが何度かあるそうだ。癲癇の発作が起こるときには、いつもの鳴き声より少し高めの声でキーっと鳴いて天井を見るらしいのだが、最近はキーっと鳴いて天井を見るまではあってもそこから癲癇の発作が起こることはないと聞いた。発作が起こっていないのであれば安心ではあるのだけれど、今はあくまで薬で抑えているので治っているわけではない。薬が効かなくなることもあるらしく、そうなるとたいへんだ。癲癇の発作が一番ひどいときには深夜も2時間毎に発作が起こって、父と母が交代で面倒を見ていたらしい。話には聞いているが、僕は一度も発作が起こっているところを見たことはない。猫本人もきついだろうし、発作が起こっているのを見る父も母もきついだろうと思う。2ヶ月前は母も相当まいっていた。妻が父の誕生日に実家に電話したとき、その日が猫の誕生日であることを嬉しそうに言っていたらしい。まだ安心はできないのだけれど、無事に誕生日を迎えることができたのだ。

これから先、猫にとって少しでも状態が上向いてほしい。心から願っている。弟の娘、僕の姪は赤ん坊の頃から猫と遊んでいる。僕のエゴかもしれないけれど、猫には僕の子どもの顔もいつか見てほしい。