Life Itself

生活そのもの

2018/01/20

アナログレコードで聴いた坂本龍一の『async』が忘れられないでいる。正月に実家に帰省した際に、母と一緒に行ったバーで聴かせてもらった。

12月に坂本龍一ドキュメンタリー映画CODAを観てから『async』を購入して、それからよく聴いているアルバムだけれど、アナログレコードで聴いた『async』は格別だった。家のCDプレーヤーで聴く『async』とは全く別物だった。もう一度アナログレコードで『async』を聴いてみたい。バーのオーナーは家で聴く環境と全く同じ環境にしていると言っていて、確かスピーカーはJBLのモニター用スピーカーだと言っていた。大きいスピーカーだった。

アナログレコードはどこから手をつけたらいいかわからない。今までずっとCDを購入しているので、また一からアナログレコードを買うのは正直面倒くさい、手入れも大変そうだ。でも、アナログレコードでしか聴くことができない音があるのだということが自分の耳でわかって、あの音を聴くことができるのであればアナログレコードの環境を整えたいと思っている。何から手をつけるか。

 

24日に坂口恭平のアルバムが出るみたい。Twitterにあがっていたので、聴いてみた。とてもいい。

昨年は坂口恭平の小説に何度も救われた。これ以上ないタイミングで『現実宿り』と出会って、自分ではどうしても言語化できずにモヤモヤとしていたものが小説を読みながら少しずつ解きほぐれていく感覚があった。言語化なんてどうでもいいのだ。

今度は音楽か。この人はすごい。これもアナログレコードで聴いてみたい気もする。

 


坂口恭平 "休みの日" (Official Music Video)