Life Itself

生活そのもの

2018/02/10

今日からブログを再開する。
既に下書き保存していた日記についてはアップした。その後、旅行で日記を書かない日々が続いて、今日久しぶりに日記を書いている。
 
まずは、妻のことについて。
1月の初旬までは体調が悪くほとんど動くことができていなかったのだけれど、安定期に入って体調が上向き、今週に入って仕事に復帰する運びとなった。数ヶ月ぶりの仕事復帰ということでかなり辛そうではあるけれど、僕と一緒の職場なのでたとえ何かあった時でもすぐに対応できる。そういった意味では1人家でいてもらうよりも安心ではある。無理ない程度で働いてもらえばいい。
病院の検査は1ヶ月に1回程度なので、赤ん坊が順調に育っているのか不安になることがある。19週目なので胎動を感じてもいい頃なのだが、数日前までほとんど感じることがなかったようで、本人も心配そうにしていた。だが、昨日、何回かキックしているような感覚があったらしい。
お腹に耳を当ててみると、ドッドッドッドッと心臓の音が聴こえるように感じる。順調に育っていてくれればいいのだけれど。
 
 
以前、読みたい本や映画が多すぎて困ると書いた。今はガルシア・マルケスを読んでいる。「グアバの香り」と「族長の秋」。
一緒に旅行に行った友人が、今年から2年間コロンビアに行くことになった。それでガルシア・マルケスというのもあるし、その前にコルタサルを少し読んでいたこともあって読みたくなった。意外でもなことでもないけれど、ガルシア・マルケスが作家になると考えるようになったのはカフカの影響が大きいらしい。そろそろカフカを読み返してもいい時期だ。
 
映画はあまり観ることができていない。タイミングがあわず、結局スターウォーズも観ることはできなかった。インド映画のバーフバリが面白かったと聞いた。その前にホドロフスキーの「エンドレス・ポエトリー」は観に行かなければならない。
 
最近、仕事中はiPhoneに入れた音楽をシャッフルで聴いている。iPhoneに入れているくらいなので、何度も聴いたことがある音楽がほとんどなのだが、シャッフルで聴いていると、初めて聴いたように大きな衝撃を受けることがある。最近ではThe Smithsジャコ・パストリアスジャコ・パストリアスに関して言えば、仕事中ではなくて昨日公園を歩いていた時だったが。今はジャコ・パストリアスの「invitation」を聴きながら書いている。
The Smithsにやられたのは一昨日の話で、それからモリッシーのことが気になって、去年に「いまモリッシーを聴くということ」という本が出て、著者が来福していたことを思い出した。今日仕事が終わってジュンク堂へ買いに行った。たまたま古本市のイベントが開催されていたので少しだけ立ち寄ったら、読みたかった(手元に置いておきたかった)本がいくつも見つかった。古井由吉「円陣を組む女たち」、ベケット「伴侶」、小島信夫後期作品集(講談社学術文庫)、山口昌男「笑いと逸脱」。古井由吉はずっと「先導獣の話」が読みたかった。小島信夫後期作品集は少し前に図書館で借りてまた読みたいと思っていたところだった。山口昌男は偶然見つけた。山口昌男のエッセイは初めて読む。これだけ買って3千円ちょい。いい買い物だった。
 
 
石牟礼道子さんが亡くなった。とても悲しい。坂口恭平、だいじょうぶかな。