Life Itself

生活そのもの

数ヶ月前の赤ん坊の写真

書斎の机の上には赤ん坊の写真を置いている。正確ではないが多分昨年11月頃の写真。(あまりにも散らかっているから)めったに入ってこないのだが、つい先日妻が書斎に入ってきたときにその写真を観て「いまと顔が全然違うね」と言った。たしかに全然違う。毎日見ていたはずが、こんなに違っているとは気づかなかった。
その4ヶ月前の写真と比べると、今の赤ん坊は女の子らしい顔になってきたように見える。顔立ちがはっきりしてきて、髪がかなり伸びた。歯が生えて、埋もれていた首も出てきた。眉毛は濃くなって繋がってる...。
その写真は布団の上にいる赤ん坊を撮ったものだが、今では布団に横になった状態で写真を撮るのは難しい。ハイハイをしているか、座っている状態での写真ばかりだ。
 
赤ん坊はこの1週間の間にもかなり成長している。感情の起伏が激しくなっていて、笑うときにはヘヘンと言ったり少し変な奇声を発したり、とにかく声を出して笑い、泣くときにはこれまでの2倍の大きさになっているのではと感じられるほど大きな声で泣く。じっとすることはなく、起きたらすぐに寝返るし、活動中はハイハイで動き回るし、立とうとする。今日はトイレまで妻についていって、妻は危うくトイレから出られなくなったらしい。
大好物は紙だ。最近は紙を破くことを覚え、どうやらそれを気持ちよく感じているらしい。恍惚の表情とまではいかないが、夢中になった表情で口角が上がっている。わかるよ、わかる。あのビリッという音と、その感触は確かに気持ちがいい。でも、僕の本は破いてほしくなかったなぁ。大事な雑誌だったんだ。仕方がない。まだ書斎に入ってきたことはないが、本と紙だらけの書斎に入ってきたらどうなることだろう。
 
かわいさはさらに増したが、その分目が離せなくなってきた。机の写真を見て、ここ数ヶ月の変化に改めて驚いている。