Life Itself

生活そのもの

シャバーサナのときに触れた冷たい床

半年前にも受診したのだが、胸のしこりがなくなっていないとのことで、念のためもう一度乳腺外科へ妻が行ってきた。ということで、朝から赤ん坊と2人で留守番。赤ん坊は機嫌よくしていたのだが、じっとすることなく動き回るものだから参った。1時間程度で帰ってくるものと思っていたが、1時間経っても何の連絡もなく、2時間経過しても帰ってきそうにないので心配になってきた。そんな心配になっている気持ちを察知したのか、赤ん坊は僕の脚に絡んできて次第に泣き始めた。妻から連絡があったのはその少し後のことだった。幸い、しこりは小さくなっているとのことで、今後は1年に1回定期検診に来ればいいとのこと。しかし赤ん坊はそれからも泣き止まず、妻が帰ってくるまでずっと抱っこして部屋を歩き回った。
 
そんなで朝から身体も心も疲れていたらしく、夜ヨガがあったのだが、その直前に1時間ほど寝てしまった。ヨガに間に合うギリギリに起き、早歩きで教室まで向かった。寝起きだたからなどの言いわけは関係ないほどハードなヨガだった。いつものように、途中から脚がプルプル震える。レッスンの最後あたりに、寝た状態でゆっくり脚を上げて90度の角度の状態で5呼吸キープするということをやったのだが、脚だけでなく、脚と連動してたぷたぷの顎下の肉が震え始めた。たぶん僕の顔はきつさと恥ずかしさで紅潮している。この様子を上から見下したらきっと笑ってしまうだろうなぁと思い、先生がこの様子を見下ろすことがないようになんて祈りながら、なんとか5呼吸耐えた。こんなだったから、とても集中していたとは言えないだろう。
 
しかし、今日のシャバーサナはとても気持ちが良かった。シャバーサナしたときに両腕の肘より先が冷たい床に触れて、とても懐かしい感じがした。何度も感じた懐かしさではあるはずが、すぐには思い出すことができない。あとから考えてみると、それは小学校の体育館の床の冷たさだった。中学でも高校でもない、小学校の体育館だ。