離乳食初日

ここ数日ミルクを拒否するようになってきていること、ハイハイを始めたこと、お座りするようになったこと、下の歯がしっかりと生えてきたことなど、明らかな変化と成長が見られるようになったことから、今日から離乳食を始めることにした。

 

初めての離乳食として、人参をすりつぶしたものを食べさせた。赤ん坊は、差し出されたスプーンにのった橙色の食べ物を、何の躊躇もなくそのまま口に入れたのだが、その直後、これまでに見せたことのない表情を浮かべていて、妻と一緒に大笑いしてしまった。まずいものを食べたときの苦い表情だ。2口目も、スプーンを差し出すと口に入れて、またまずい表情をする。3口目はさすがに嫌そうな表情を浮かべて口に入れようとせず、頭を横に振っていた。それでも口の付近にずっとスプーンを置いておくと口に入れて、まずい表情を通り越して泣きそうになって仰け反った。4口目を口に入れることはなかった。

 

ぼくは人参が大嫌いなので、いくら食べやすくしていようが、それをまずく感じる赤ん坊の気持ちはよぉくわかる。最初に人参というのは少しハードルが高かったのだろうか。明日からも妻がいろいろと試してくれるようだが、しばらくは大変になるのかもしれない。赤ん坊は初日としてはよく頑張ったと思う。