Life Itself

生活そのもの

2019/07/21

昨日深夜深くまで酒を飲み、また大雨に降られた翌日であったので、午前中は体がとてもきつかった。

早朝の時点で太宰府近辺が大雨で警報が発表されていたため、太宰府天満宮に行く予定にしていたが取りやめにして、福岡市内を観光することにした。昼は昨日予定していたとおりカレーを食べに行った。

カレーを食べに行くまでは、あまりのしんどさにどうしようかと考えていたのだが、カレーランチのスパイスのスープを飲んだ直後に嘘のように体が回復していくのがわかった。使い方にもよるだろうが、スパイスというのは体にいい影響を与えるということだ。スパイスカレーを食べるまでは福岡市内も大雨で警報が発表されていたのだが、カレーを食べ、体が回復したら、天気も回復してきた。 それから再びコーヒーを飲み、福岡市立美術館へ。初めて私立美術館のコレクションを見たが、入場料がたった200円であるにもかかわらず、1時間ではとても見ることができないほどの量の展示がしてあって驚いた。藤田嗣治の絵を初めて生で見て感動したし、その他名前をよく知らない画家でいくつも素晴らしい絵があって、また改めて見に行きたいと思った。コレクション展示室の近くにはキッズスペースもあって、娘はそこで機嫌良さそうに遊んでいた。

友人は夕方の便で関西に戻った。娘も友人2人と打ち解けて、1人の友人をいじるようにまでなっていた。もう1人の友人とは進んで握手しようとするのだが、その友人とは手を差し出すものの友人が握手をしようとすると手を引っ込めてニンマリとしていた。1人には握手をして、もう1人には握手しないということを何度も繰り返していた。最後別れるときには、握手をしなかった友人にもしっかりと握手をしていて、我が娘ながらそのあたりの空気をしっかりと感じ取ることができるのだと感心した。

体調は優れない1日であったが、ヨガをすると体はとても柔らかかった。瞑想をしたときにも、体と心が安定していることがわかった。お世辞も大いにあるだろうが、友人はこの旅行をとても楽しんでくれたようで、娘含めて僕ら家族もこの旅行が心から楽しかった。体は疲れたし、酒もいっぱい飲んだが、楽しむということは大切なのだろうか、バランスが崩れるということはなかったし、むしろ旅行でバランスを取り戻した感じさえする。

自分にとって何がバランスを崩すもので何が安定するものであるかは、実は単純なことなのかもしれない。