Life Itself

生活そのもの

2018/01/22

3日前くらいから歯が痛くなった。虫歯かと思って数年ぶりに歯医者に行くと、虫歯ではないと言われた。歯茎が腫れているので、歯周病から痛みがきている可能性が高いと。今日は治療は何も行われず、来週から歯石取りや歯茎の治療をして様子を見ることになった。

どこかすっきりとしない。医者も歯切れが悪かった。結局のところ、現時点では原因がはっきりとしないので、とりあえず歯茎の治療から始めるということだ。

 

思えば、寝るときにピクつきの発作が起こるのも原因不明だ。薬を飲むことで症状を抑えることはできているので一旦は考えないようにしているけれど、寝るときだけでなく日中も同じような症状が出るのではないかとたまに不安になることがある。脳のCT検査はしてもらった。歯痛も原因不明であることから、軽度の突発性難聴と診断されたときに医者に提案されたMRI検査も受けるべきなのか迷っている。

 

なによりも健康第一。そんなことはわかっているつもりだけれど、何かの症状が自分の体に起きないと病院に行ってまで体と向き合うことはない。定期的な健康診断にすら行かない。

ヨガで体の微細なところを観察するというのも体と向き合うということではあるが、自分で微細に観察しても、わからないものはわからないのだ。わかっているつもりになってはいけない。自分の体のことなんて一生わからない。医者だって癌に冒される。

 

自分の体を鏡で見ると、そんなに太っていないし大丈夫だなと思う。太っているのではない、がっちりしているだけだ。だが、妻は太り過ぎだと何回も言ってくる。特に顎のラインがなくて、顔がパンパンだと。自分ではそんな風には見えない。鏡で見るままに捉えているつもりなのに、どこか自分の理想の姿を知らず知らずに反映しているのか、見ないふりをしているのもしれない。私ってキレイ?

ありのままに体を見るのは本当に難しい。自分の体に発生している症状すらも、それが本当に症状であるのか疑わしくなってくる。たまたまこの2、3日のあいだに歯に意識が向いて、今まで感じなかった感覚を感じ取っているだけではないか。考えすぎではないのか。現に虫歯ではないと聞いて、そこまで歯痛が気にならなくなっている。

 

わからない、体のことは本当にわからない。