Life Itself

生活そのもの

2019/11/28

今日は久しぶりに朝から少し歩いた。娘を保育園に送り届けた後、病院に行く予定があったので20分ほどのウォーキング。その後、病院から家まで40分のウォーキング。合計しても1時間程度しかないが、街中でゆっくりと歩くことはあっても、今日のように早歩きで歩くことは最近ではほとんどない。Apple Watchで見ると、激しめのヨガをするときよりもさらに心拍数が高い。そこまでしんどさを感じているわけではないが、体にはある程度の負荷がかかっているということだろう。家についた頃にはしっかりと汗をかいていて、気持ちがよかった。

5年ほど前は早起きして毎朝最低30分(3キロ程度)、休日には1時間半のウォーキングをしていた。ウォーキングは苦痛に感じることがなく、毎朝少しずつ景色が変わるのを見るのが楽しかったし、今日のように終わった後にとても気分が良くなって、とても自分にあった運動だと感じていた。ところが、2、3ヶ月続けた頃に、ウォーキング後に必ず血尿が出るようになった。病院に行っても原因不明だった。可能性として、歩いている間に腎臓がこすれて出血しているのだろう、問題はないとのことだった。痛みはない。それでも、ウォーキングの後に血尿を見るのは気分がいいものではなかった。それでウォーキングをやめ、ヨガにシフトしていった。僕と同じ症状を持つ人に会ったことがある。その人も病院でいくら検査しても原因がわからないと言っていた。枇杷茶がいいとのことで、僕も試したことがあった。

久しぶりに歩いて、またウォーキングを再開したいと思った。やはり僕の性には合っている。血尿は出るかもしれないが、ウォーキング以外で出ることはないから、おそらくやりすぎることさえなければ問題はないだろう。出た時点でまた控えればいい。どのくらいで出るのかを知ることも大切だ。 ウォーキングをしてさらにヨガをすれば、たぶん一層体調や心の調子は良くなってくると思う。早速明日から始めてみる。

2019/11/27

また今日も夕食の後に寝てしまった。寒くて毛布にくるまったことが原因だろう。そういえば昨日もそうだった。毛布にくるまったら安心感で寝てしまう。

さて、そろそろ今年最後に読む本を決めなければいけない。今は坂口恭平の『まとまらない人』と川上弘美の『神様』を読んでいる(その他も千葉雅也の本など数冊並行して読んでいる)。どちらもすぐに読み終わる。小説としては引き続き坂口恭平の『建設現場』を読むか、それとも他のものにするかまだ迷っている。積読の本もたくさんあるし。移動が多いから、できれば文庫本の方が好ましい...。まぁ、でも、この時間が一番楽しい。

2019/11/25

娘はほとんど人見知りをしない。僕は子どもの頃から人見知りをしまくってきたので、僕の性格に似なくて良かったと思うが、最近娘の人見知りのしなさ具合が少し恐ろしくなってきた。

つくばから羽田空港へ向かう電車の中。娘はじっとすることなく、おもちゃで遊んだり、電車の中で何か面白いものがないかとキョロキョロしていた。泣いてはいなかったが何も面白いものがないとわかるとぐずりだし、妻の膝上から離れたいと少し暴れ始めた。そんなときにある駅に止まって、妻と娘が座っている目の前に60歳は越していると思われる男性が立った。娘は靴からゆっくりと視線を上げてその男性の顔を見て、男性に向かって手を差し出した。握手してくれ、遊んでくれという目。僕らはすいませんと言いつつも、その男性はとても優しくて、何度も握手をしてくれたり、娘のおもちゃで遊んでくれたりしていた。気をよくした娘は、両手をあげた。誰が見ても、抱っこしてくれという合図だった。さすがにまずいなと思ってやめなさいと言ったが、娘は「ん」「ん」と言って手を上げたままにしている。娘はその男性に抱き抱えられた。

横に座っていた僕の友人含め、知らないおじさんに抱かれている娘の状況は一体何なんだという目で見ていた。本当にすみません。優しい優しいおじさん、ありがとうございました。

娘は人見知りしないだけでなく、知らない人に絡むクセがある。

飛行機の中でもそうだった。 数人いる綺麗な客室乗務員の方に、僕らの横を通るたびに絡んでいた。スターフライヤーの客室乗務員の方々は本当に優しくて、飛行機のおもちゃをくれただけでなく、シールを貼ったプラスチックの中にチョコレートを3個入れてシャイクすると音が出るようにした物をわざわざ娘のために作ってくれた。飛行機が着陸体勢に入る少し前、客室乗務員の方はみんな前方もしくは後方に引っ込んでいたのだが、娘は後方に向かってしきりに手を振っていてる。後ろを振り向くと3人くらいの客室乗務員の方々が娘に向かって手を振り返してくれていた。娘は1分くらいずっと手を振っていたと思う。着陸した後、そのうちの1人の客室乗務員の方が娘のところにやってきて、「とても楽しませてくれてありがとう」と言ってくれた。 スターフライヤーの飛行機には娘はすでに4回も乗っていて、飛行機で寝たことはほとんどないが、ギャン泣きして困ったことは一度もない。それは客室乗務員の方々のご協力もあって娘の好奇心が抑え付けられることがないからだと思う。スターフライヤーのサービスには毎回とても感謝している。

どんどんことばを覚えてきてはいるが、まだことばを話せない状況でもどんどん人に絡んでいく娘にはある意味感心しながらも、絡まれる人に対しては心から申し訳なく感じている。ある程度の絡みであれば笑顔で返してくれるが、いきすぎると迷惑になってしまう。どうやって止めるか、またどのタイミングで止めるべきか考えていかないといけない。

2019/11/24

渋さ知らズのライブというのは唯一無二で本当に面白い。不破さんを観ていると、音楽が生成されていく瞬間に立ち会っているのだと実感して興奮する。ただ混沌とした音が鳴っているように聴こえても、細部に少しだけ意識を向けるとそこでは美しい音が形成されている。途中そのことに気がついて、体は音に身を委ねて踊り、意識はクールに音を聴いた。最後には全てを放下したけれど。

混沌と生成。混沌と空白。あるいは。没入と瞑想。三昧と無。

金もないのにつくばまで行くなんて血迷ってしまったのかと思ったこともあったが、思い切って行って本当によかった。

昨夜は日本酒とビールを飲んで少し酔っ払って、すぐに寝た。妻が言うには、布団に入ったと思ったらもう寝ていたらしい。楽しかった。お酒も美味しかった。いい2日間だった。

2019/11/22

いよいよ明日はつくば天幕。天候は心配だが、どうであれ受け入れて楽しむしかない。楽しいに決まっている。ライブは福岡天幕では最高だったが、つくばが天幕ファイナルとのこと、どんな感じになるか予想がつかない。予想がつかないというのは最高だ。音楽を浴びる。何も考えず、ただ音楽に対して受け身になる。ほかのライブに行くときとは全く違う。この曲をやってほしい、前の方で少しでも直接見てみたい、そんなことは全く思わない。その空間にいることができるということだけでいい、あとは音楽があって、お酒を飲む。

今日、娘は新しいことばを使った。「ついた」と言った。たぶん意味もわからず使っていると思うが、明日は「ついた」を使う機会がたくさんある。空港についた、東京についた、つくばについた、ホテルについた。

さて、明日のために今日は早く寝よう。