Life Itself

生活そのもの

2018/07/26

Yahooのトップニュースにも台風がフジロックを直撃することが掲載されていて、明日から僕の代わりに家に来てくれるお義父さんからはそのことの心配をされた。天気予報では昨日確認したときとは変わって晴れになっているが、ただでさえ天気が変わりやすい苗場なので、おそらく雨は降ることだろう。それを見越して、今日レインパンツを新調しに出かけた。雨は降ってもいいから、せめてBob Dylanのライブだけでも観せてほしい気持ちだ。もうそれ以上は望まない。
 
明日から4日間、娘の顔を見ないことになるが、この新生児の時期の4日というのは、とても長い時間だと思う。今は2900グラム程度だけれど、帰ってくる頃には3000グラムを越しているだろうし、それ以外に目に見える変化があるかもしれない。いろんな人の協力があって、自ら望んでフジロックに参加するとは言え、それと引き換えに4日間の娘の成長をこの目で見ることができないといのは、とても大きな代償な気もする。うーん、複雑だ。
 
とにかく明日から台風の影響がないことを祈りたい。そして、また5日後、娘と妻の顔を見ることを楽しみにしよう。

2018/07/25

赤ん坊にミルクを飲ませた後、テレビを観ながらあやしていると、大きな音で放屁をした。その小さい体から発された音は、僕の発するおならと変わらないくらい大きく、しかもよく臭った。
放屁をした後に足を伸ばし、顔を真っ赤にしていることから、どうやらうんちをしているらしかった。とは言え、3日に1回ほどしかうんちをしない赤ん坊だ。未遂に終わっているかもしれない。
一旦ベビーベッドに置いておむつを開けてみると、やはりうんちをしている最中、まだまだいきんでいる最中であった。よかった、今日はうんちをしてくれた。
 
ちょうどフジロックに行っている間に、台風が直撃しそうだ。あまり大きな影響がないといいのだけれど、例年の雨に加えて、風が強いことを覚悟しておいたほうがいい。持っていくものも少し変わってきそうだ。27日、28日ともに予報は雨に変わっている。
 
心配なのは帰りだ。おそらく行きの27日は問題ないと思うが、帰りの飛行機は飛ぶだろうか。

2018/07/24

初めて使うチャイルドシートに四苦八苦しながら赤ん坊を車に乗せ、5分ともかからない病院へと2週間検診に出かけた。
僕から見れば娘・妻とも順調で問題ないように見えるとは言え、検診が終わるのをカフェで待つというのは、やはり落ち着かないものだ。
予定では45分の検診と聞いて、アイスコーヒーのサイズをSにするかMにするか迷い、こういう時は時間は長くなるものだという経験からMサイズにしたものはいいものの、どのようなペースで飲むか迷い、そして本を読むが集中できず、終わったら一報すると妻に言われたものだから、数行読む度にスマホの画面を何度も確認する始末。
検診が終わったのは、ちょうど45分後ぴったりだった。妻からの連絡を受け、その時点では半分近く残っていたアイスコーヒーを一気に飲み干し、妻と娘のもとへ。特に大きな問題はなかったとのことで安心した。
 
娘の体重は2820グラムだった。出産時は2760グラム、そしてその後3日で2590グラムまで落ちたから、16日で230グラムが増えたということになる。助産師さんが言うには、体重の増加が少し足りないので、ミルクの量を増やしてもいいのではないかということだった。母乳問題なく出ているが、赤ん坊が吸えていない可能性があり、ミルクも足りていないことからうんちの出も悪いのかもしれないらしい。ということで、これからはミルクの量を増やす必要がある。
 
ここ数日、赤ん坊はなかなか寝てくれない。ミルクを飲んだ後もしばらくぐずり続け、次のミルクまで寝ないということもある。この日記を書く前も2時間ほどぐずり続け、つい先程ようやく寝てくれた。今は娘の側で様子を見つつ、日記を書いている。
 
今日、娘にとっては、生まれて初めての外出だった。僕ら夫婦がかなりもたついたにもかかわらず、娘はずっとおとなしくしていてくれた。自分が産まれた病院とは言え、初めての外の風をどう感じただろうか。ほとんどの間は寝ていたから何も感じなかっただろうか。娘にとっては初めてのことばかりで長い1日であっただろうが、僕にとっても今日はとても長く感じる1日だった。
 

2018/07/23

今週金曜日からはフジロックに行く。赤ん坊が産まれたばかりのこの時期に、行っていいよと言ってくれた妻には心から感謝している。
まさかBob Dylanフジロックに出る日が来るなんて思っていなかった。これまで何度もBob Dylanに行ったことはあるが、いつか野外でBob Dylanを観たいと思っていた。
それが今年となったわけだが、僕にとってはいいタイミングとは言えず、妻とお義父さんの協力があって(僕が新潟に行く間、お義父さんが家に来てくれる)参加することができる。娘の顔を3日間見ることができないのは辛いが、せっかくなので楽しみたい。
 
赤ん坊の体重は2900グラムくらい、あと少しで3000グラムだ。少しずつ少しずつ大きくなっている。明日は2週間検診で、赤ん坊と妻の様子を診てもらうことになっている。

2018/07/22

赤ん坊は僕らの助けなしでは生きていくことができない存在ではあるが、赤ん坊の表情や仕草、存在そのものは僕らの生活に彩りを与え豊かにしていて、赤ん坊がいることで逆に助けられているというのか、極端に言えば、赤ん坊さえいれば、音楽を聞かなくても、映画を観なくても、本を読まなくても、とても濃密な時間を過ごすことができていて、赤ん坊がいなくてはこんな贅沢な時間の過ごし方はできない。たとえギャン泣きした状態であっても、抱いたときの赤ん坊の匂いや表情や体の重みといったものはすべての感覚を刺激していて、抱いているだけでとても幸せな気持ちになることができる。これはもちろん父という存在だからこそ感じることができるものであって、授乳などでもっと深く赤ん坊と関わっている妻からすれば、時間を奪われているという感覚も強いだろうし、きっと僕よりもずっと複雑な感情を抱いているだろうが、それでも僕ら夫婦の共通感覚として、赤ん坊は何よりも大切で優先順位が高い存在となっているのは間違いない。
 
育児休暇も気づけば既に10日以上経過している。赤ん坊が産まれる前は料理なども作ったりしてもっとサポートするつもりでいたが、とても料理を作る余裕はなくて最低限のことしかできておらず、あまり妻のことをサポートできていない。妻には申し訳ない気持ちもあるが、育児休暇を取ってよかったと思っている。赤ん坊が産まれてからの1ヶ月を3人だけで過ごすことができるというのは、たぶんすごく贅沢なことで、何にもかえがたいものなのだ。

2018/07/21

生後間もない赤ん坊の目はほとんど見えないと言われているが、生後16日の娘の目は、少しずつだが見えてきているような感じだ。抱っこして移動していると、何かを追っているような目の動き方をすることがあるし、勘違いかもしれないけれど、たまに僕と目が合うことがある。
昨夜はやはり寝付くまでに時間がかかり、今夜も既に2時間くらいずっとぐずっている。あと30分後にミルクをあげて、様子を見てみる。
 
1ヶ月ほど前に注文した眼鏡が届いたとの連絡を受け、取りに行った。アシストレンズというレンズで、視線をあげてまっすぐ見るときは度が入っていて、手元の方になるとほとんど裸眼に近くなる。最初は見え方に違和感があるかもしれないと言われ、帰ってきてからずっと掛けているが、今のところこれまで使ってきたどの眼鏡よりも見やすい。

2018/07/20

自分が思っている以上に疲れが溜まっているのか、さっきまで2時間ほど寝てしまっていた。今、赤ん坊はギャンギャン泣いている。妻には申し訳ない。
 
赤ん坊は今日、自力でうんちをした。赤ん坊はずっと便秘気味で、産まれてから自力ではうんちをしたことがなかった。最初にうんちをしたときには助産師さんがマッサージをした後だったし、2回目は妻のマッサージの後、3回目に至っては便秘が4日以上続き、医師からの提案でイチジク浣腸でうんちを出した。イチジク浣腸でうんちを出してからまた3日ほど経過していて、どうしたものかと思っていたのだが、母乳をあげるために妻が夕方起こしたところ、おむつが不自然に膨れ上がっていて、もりもりとうんちをしていた。その量には参ってしまったが、自力で出すのは初めてだったので、とても安心した。
 
赤ん坊が自力でうんちをした記念すべき日だ。