Life Itself

生活そのもの

2019/08/26

今日瞑想をしているとき、初めて働いた会社のことを思い出した。そもそもの始まりは、昨夜日記を書いた後になぜかその会社のことが気になって、いろいろとネットで調べていた。大した発見もなくそれっきりにしたつもりだったけれど、今日までずっと引きずってしまっていたのだ。

正社員として初めて働いた会社だったから、僕は本当に世間知らず、常識知らずで色んな人に迷惑をかけた。上司から何度も怒られたし、何度かは納得行かずにやり合ったこともあった。当時は怒られることに対して理不尽に思っていたけれど、いま思い返してみると、多少理不尽であっても、当時の僕の行動、言動には少なからず問題があった。たくさんの失敗とちょっとだけの成果を通して、その会社でいろいろなことを学んだ。その会社でしか学ぶことができないことがたくさんあった。

その会社のことは数ヶ月に一度は必ず夢で見る。大抵の夢は起きた瞬間に忘れてしまうけれど、その会社の夢だけは忘れることはない。だいたいは会社で働いていて、上司と喧嘩する夢だ。怒りで目が覚めることもある。

今日瞑想で思い出したのは、昼下がりにほかの従業員とのんびりと話していたときのことだった。きつくて嫌なこともたくさんあったけれど、それは数日に一回あるかないかで、たいていは楽しく仕事ができていたのだ。

今とはまったく違う職種である。今は今でとても楽しい。というか、今はほとんど嫌な気持ちになることはない。極めて健全に、健康的に仕事をしている。今の会社の同僚などが夢に出てきたことは1回もない。怒られたこともやりあったことも一度もない。 今の会社も当時の会社も、少しでも状況をよくしようという点においては一緒だ。ただ、当時の会社はお客さんと直接関わりあうところだったし、売上を常に意識しなければならなかったから、とにかくやることが多かった。1人1人が負う責任も大きかった。だから、多少ギスギスしたことがあってもそれは仕方がないことだし、感情的になってやりあったのも無駄なことではなかったように思う。

何が書きたいわけでもない。ただ、昔のことを思い出したというだけだ。