Life Itself

生活そのもの

2019/08/04

先週分のTraveling Without Movingを聴いた。先週分を聴くことができるのは今日までだったので、危うく聴きそびれるところだったのだが、選曲、内容ともにこれまで聴いた中でも僕にとっては最も良いもので、ギリギリのたいみんぐで聴くことができてよかった。

Dr. Johnがテーマだった。野村訓一さんはドクターのリハーサルを観たことがあるとのことでその様子を語っていたのだが、その内容を聴いていると、ドクターがどんな感じで演奏していたのかとてもリアルにイメージが浮かんできた。僕はドクターのライブを観たことはない。ライブ音源は聴いたことはあるが、ドクターのライブ映像を観たのはラストワルツくらいかもしれない。それでも野村訓一さんの話を聴いていると、晩年のドクターの姿で、目の前でリハーサルをしているかのようにイメージが襲ってきた。それまでに、訓一さんが18歳のときにニューオリンズに行ったときの話や、ドクターのSuch a night、Van Morrisonストーンズと、ドクターの曲やドクターが演奏に参加した曲が流れたことも影響していたのだろうと思う。 改めてドクターの存在感の大きさを感じた。

ドクターの話は後半だったのだが、前半にはBen Harperを曲を久し振りに聞いたり(また引っ張り出して聴いてみようと思った)、初めて聴いたYana Perraultという人の歌声がとても良くて早速Spotifyで保存して最新のアルバムを聴いてみると、Alabama ShakesのSound&Colorのカバーがあってそれがまた素晴らしく良くて興奮したりと、ドクターだけでなく1時間通してとてもご機嫌な番組だった。