Life Itself

生活そのもの

昨年と同じ日に大濠公園で写真撮影

2019/06/27 昨年の今日、出産予定日を間近に控え、いつ産まれてもおかしくないその時期に、大きいお腹でいる妻の写真を綺麗におさめようと大濠公園へ写真を撮りに行った。少し前から、今年の6/27に、今度は赤ん坊を連れて、大濠公園の同じ場所で同じような写真を撮りたいと話していたところが、昨日から梅雨が始まり、今日も雨の予報だったため諦めていた。ところが、いざ強になると雨を降っていたのは朝だけ、それから雨が降る気配もなく、15時頃、昨年とほぼ同じ格好で赤ん坊と一緒に写真を撮りに行った。

最近、赤ん坊は大濠公園に行くと、しきりに鳩や鴨の姿を目で追うようになっている。綺麗な花の目の前で止まると、赤ん坊も花をじっと見て、すぐに掴もうとする。綺麗な花をちぎってしまっては大変だから、赤ん坊の手が届かないところから花を眺めるようにしなければならない。ヒト以外の生き物にも興味を覚えるようになってきたのは、とても喜ばしいことだ。

赤ん坊がいると、どうしても赤ん坊をいかに可愛く写すかということを考えてしまって、昨年と同じような構図で写真を撮ってもうまくいかない。赤ん坊を抱えている僕または妻、赤ん坊のどちらかの顔が崩れていて、写真としてはあまり納得がいく出来にはならなかった。結局、同じような構図というのは諦めて、赤ん坊と一緒にいる僕・妻の顔を中心に撮ることになった。

昨年の同じに日にはお腹にいた子が、こんなにも大きく重くなっている。写真を撮りながら思うことは、妻も僕も同じことだ。妻の場合、自分のお腹にいたわけだから、より深くそう思っているはずだ。とても濃密な1年だったことに間違いはないけれど、写真を撮ってからもう1年経過した、そのあまりの時の早さに戸惑いさえ覚える。