Life Itself

生活そのもの

Levonとあだちさん

冬にわかれてのライブ以来、あだち麗三郎さんのことがずっと気になっていて、数は少ないがSpotifyYouTubeあだち麗三郎名義の音楽を漁っている。まもなく発売される新譜もかなり良さそうで、昨夜はSpotifyで配信されている新譜の先行2曲を聴いて興奮して、そのままドクタージョンの姿を目にしたくなってラストワルツを観た。


ラストワルツの見どころはたくさんあるが、僕にとってはLevon Helm出演するシーンすべてが見どころだ。ドラムの叩き方、体の使い方、表情、話し方、仕草、何もかもがカッコいい。Levonの自伝では、ラストワルツには乗り気ではなくて、トークシーンなどでは不機嫌だったと書いてあるが、それでもその魅力的な人間臭さは溢れ出ているように思う。Levonがドラムを叩く様子を見ていると、本当にいろんな表情をしている。かっこいい表情をしているときもあるが、変な表情のときが多い。気持ちを入れていると言うよりは、顔に気持ちが出て(しまって)いる。わざとらしさがない。The Bandのメンバーは皆、自然体で派手なところがないが、ラストワルツのRobbie Robertsonだけは少しわざとらしく、鼻につくところがある。Robbieとスコセッシにとって、ラストワルツ前後に2人でかなりはっちゃけていたらしいし、そういう時期だったんだろう。


Levonが眉間と鼻に皺をよせて叩く表情を見て、冬にわかれてのライブであだち麗三郎さんのドラムを見たときに感じたLevonとの共通点はその表情だったのかもしれないと思い、1人で笑ってしまった。あだち麗三郎さんもそんな顔をしていた。変な表情。でも、自然体でとても魅力的で、僕はそこに惹かれた。Levonとあだち麗三郎さんに共通点を見出すのは僕だけかもしれないが。    


昨夜はあだち麗三郎さんからラストワルツの流れで楽しい気分になったから、久しぶりにワインを飲んだ。体のことを考えると、服用している薬を飲めなくなるということだから、本来は飲まない方がいいのだが、良い音楽に出会い、心が酒を欲していた。気分が乗らないときに惰性で飲むのは良くないが、飲みたいと思っているときにそれを抑圧するのはもっと良くない。と、酒を飲んだことを正当化している。


あだち麗三郎さんの新譜がとても楽しみだ。今日注文した。