Life Itself

生活そのもの

2019/05/28

昨日もほとんど寝ることができず。3日連続の寝不足である。
昨日喉が痛くなってきたと言っていた妻だが、夜中ずっと咳き込んでいて、今朝起きるとやはり昨日より悪化しているとのこと。出社時間を遅らせて、妻には朝から病院に行ってもらった。診てもらったところ、風邪ではなくて単に喉が乾燥しているだけだとのこと。良かった。赤ん坊が寝苦しそうにしていたから一昨日からクーラーでドライをかけていたのが原因だったのだろう。早とちりではあったが、悪化してしまってはいけない。


チームに今日最終出社の同僚がいて、今日仕事が終わったら送迎会がある。妻の体調も問題なさそうなので、予定どおり参加するつもりだ。3日連続寝不足だからあまり飲みすぎないように注意しなければならない。酒の力で今夜はぐっすり寝れるといいのだけれど。


最近、また長嶋有の本を読んでいて、昔買った『大江健三郎賞8年の軌跡 「文学の言葉」を恢復させる』(株式会社講談社、2018)の長嶋有大江健三郎の対談をあわせて読んでいる。ずいぶん昔に読んだから2人の掛け合いの面白さしか記憶になくて、改めて読んでみると面白い箇所がいくつもある。
長嶋有にとって小説のための初めての「栄養」は、子どもの頃に読んだスヌーピーにあるという。子どもの頃、絵本のように何度も読んでいて、それが谷川俊太郎の訳だった、そのことの偉大さを大江健三郎賞を受賞した前後に自覚したのだそうだ。 以下、38ページに記載の内容。


「Sigh」というため息を、「フーッ」とか「あーぁ」などと訳さずに、谷川さんは「タメイキ」と訳している。それはまさに「詩」ですよね。それが屈託に満ちたチャーリー・ブラウンの顔の脇に、文字として配置されているんです。


谷川俊太郎さん訳のスヌーピーの本は僕も妻も好きで何冊か所有しているが、上に書いてあることは気づかなかった。
そうか、スヌーピー読んだら谷川俊太郎さんの日本語に触れさせることになるのか。赤ん坊用にも谷川俊太郎さん訳の絵本は何冊かあるが、今のところまだ購入していない(他の絵本に比べると割高なのだ)。だが、スヌーピーなら何冊も持っている。長嶋有さんのこの言葉を読んで、まもなく1歳を迎える赤ん坊に、スヌーピーデビューをさせてもいいのかもしれない。