Life Itself

生活そのもの

2019/05/24

昨夜赤ん坊が寝た後に日記を書いたら仕事と赤ん坊の寝かしつけの疲れが出たのか、うとうとと寝てしまい、気づけば妻が帰ってきていた。歯磨きをしてそのまま就寝。寝かしつけなんて毎夜のことではあるが、僕一人だとこんなにも大げさに一大イベントのようになってしまう。赤ん坊も僕も妻依存症だ。


山下達郎のライブの抽選に外れ、がっくりしていたところ、期間限定で山下達郎 LIVE PERFORMANCEが再上映されていることを知った。今まで一度山下達郎のライブには行ったことがなく、動く山下達郎を見たこともたぶん一度もないので、初めてBob Dylanのライブを観に行ったときのような感覚で映画館へ行った。


初めての山下達郎はとても魅力的だった。歌がめちゃくちゃ上手い、カッティングギターがえげつなくカッコいいなど、おそらく誰もが感じるだろうところもそうだが、ステージ上の山下達郎は思っていた以上に熱量があって、お茶目だった。いつも置いてあるゴジラのフィギュア、ハーシーズのチョコシロップ、子供用と思われる小さなタンバリン。いつそのタンバリンを使うのか、ただの飾りかと思っていたら最後の方で使っていた。『アトムの子』でドラえもんの歌を歌うところ。『アトムの子』は、映画の中で最も印象に残った曲の1つ。あとは、2012年のライブで、『希望という名の光』のMCで東日本大震災のことについて触れた後に、ウディーガスリーの『This Land Is Your Land』を日本バージョンに変えて歌い、その後曲が終わるまでの展開が素晴らしく良かった。


この映画はたぶんパッケージとしては販売されないだろうから、もう一度行ってみたい。


ライブに行きたい思いは募るばかりだ。もう諦めたつもりだったが、キャンセル待ちとリセールにもかけてみようかな。