Life Itself

生活そのもの

赤ん坊と留守番

今夜は妻がエンドゲームを観に行くため、赤ん坊と2人でお留守番。公開からだいぶ日が経ってしまい申し訳ないが、それまでの間に、まだ観ていなかったアベンジーズのシリーズのほとんどを観た上での鑑賞になったので、結果的には良かったのではないかと思う。


妻が家を出たのが20時半で、すでに寝かしつけの時間だった。たいていは授乳しながら寝落ちることが多いのだが、今夜はそれができないので、なんとかして寝かしつけないといけない。
20時半の頃はまだ元気に部屋の中を動き回っていて、眠たそうな感じも全くなかった。とりあえず15分くらい気がすむまで遊ばせた。気づけばあと10日もすれば生後11ヶ月だ。赤ん坊を見ながら、去年の今頃は臨月を迎えるくらいの時期で、臨月を迎えることができた安心感と、赤ん坊が生まれることの緊張感が出てきはじめた時期だったように思う。日記を読み返せばわかることだけれど。それがもう11ヶ月。赤ん坊というか、もう立派な子どもである。
最近は緑の寝巻きを着させていて、何か物を掴んではちぎったり放り投げたり舐めたり、そして挙げ句の果てには叫んだり。アベンジャーズで言えば、完全にハルクである。髪の毛や眉毛がしっかりと生えているので、顔もなんだか似ている。ただ、僕も妻も一押しはガーディアンズオブギャラクシーのベビー・グルートで、ほぼ毎日ようにVol.IIの冒頭のMr.Blue Skyのベビー・グルートのダンスシーンをリピートして観ているのだが、最近赤ん坊のベビー・グルートへの反応が良くなってきている。というのか、ベビー・グルートが踊りだすと、赤ん坊も膝を屈伸させて体を上下して一緒になって踊り始めるのである。顔や行動やハルクだが、踊るところはベビー・グルート。いや、ベビー・グルートも結構えげつない行動をする。ハルクからベビー・グルートに進化したのかもしれない。ハルクが嫌いなわけではない、ただベビー・グルートが好きなだけだ。


20時50分くらいに布団のある部屋に入った。部屋に入ってからもしばらく遊んでいたのだけれど、途中あくびをして目をこすり始めたので、寝かしつけようと部屋の電気を消した。


そこからが大変だった。部屋の電気を消すと、なぜか顔を舐めてきて、その後すぐに泣き始めた。泣き声は段階的に大きくなり、3分もするとかなり耳をつんざくようになってきたので、抱っこして歩き回ってみたが逆効果だったようで胸あたりを蹴ってさらにわめく。いったん電気をつけて、寝かしつけ中断。その後少し泣き止んだが、一度泣くと機嫌はよくならず、すぐにまたギャン泣き。どうにもならなくて、絵本を出して読んであげることにした。絵本には食いついて読んでいる間は泣き止むのだが、いかんせん絵本は短い、読み終えるとまた泣く。2回目読んでも泣き止むことはない。一向に機嫌は良くならない。たぶん眠たいのだか、眠ることができないのだろう。泣き止まない状態ではあったが、このまま妻が帰ってくるまで泣き続けると近所迷惑にもなってしまう、一旦絵本を赤ん坊に預けてミルクを作ることにした。140mlのミルクを一気に飲み終え、また泣く。とことん付き合うしかないかと思い、とりあえずオムツだけ替えようと赤ん坊を上向きに寝かせてオムツを替えている間に赤ん坊は寝た。


大変だった。もうすぐ妻が帰ってくる。