Life Itself

生活そのもの

平成31年4月30日

平成31年4月30日。
 
赤ん坊の好き嫌いへの表現の仕方に変化が顕れてきた。母乳・ミルクだけではなくなり、離乳食で様々な口にするようになってきたこと、そこで好きか嫌いかをはっきりと表現するようになったことが大きいのかもしれないが、離乳食以外でも好きなものに対しては今までとは異なった表現の仕方をするようになっている。
音楽を聴かせると、好きな曲であれば手をバタバタするだけでなく、体全体を使ってリズムをとってダンスする。今のところのお気に入りはDA PUMPだ。先月まではまんぷくの主題歌『あなたとトゥラッタッタ』もお気に入りだったが、今日久しぶりに聴かせてみると先月までのような反応は見せなかった。しばらく聴いていなかったからか、飽きてしまったのか。先月まではあれほどキャッキャッと喜んでいたので久しぶりに聴いても喜んでくれると思ったのだけれど、そうではなかった。少し寂しい気持ちになったが、好きなものは変わる。誰でもそうだ。
昨日驚いたのが、赤ん坊が産まれて一番最初に購入した『いないいないばあ』を読み聞かせていたところ、くまや狐の絵にキスをし始めた。文字が書いているページはキスをすることはなく、またくまや狐など産まれたころにも反応が良かった絵にだけキスをしていた。キスをしたあとはその絵本を奪い取るようにして、絵本の角をずっと舐めていた。赤ん坊は紙が大好物で、紙を手にとると必ずくしゃくしゃにするか舐めるかするから、紙に対する反応の1つとしてのキスだったのかもしれないが、絵本の絵にキスする赤ん坊の姿はとてもかわいかった。萌え萌えだった。
 
平成最後の日。最後の日だから特別なことをするわけでもない。折坂悠太の『平成』を聴いて、酒を飲むだけだ。ただ、昭和も終わり近くに生まれ、物心ついたころには平成、今までの30年5ヶ月すべての平成の月日を無事に過ごすことができたことに感謝したい。天皇が皇后の手を取られる姿は、とても美しかった。