Life Itself

生活そのもの

初散髪

平成31年4月19日。
 
友人の結婚式に向けて、妻と赤ん坊と3人で美容室へ行き、髪を切ってもらった。3人で行ったのは、赤ん坊の前髪がかなり長くなっていたため、一緒に切ってもらうことにしたからだ。
 
赤ん坊にとっては初の散髪である。すきバサミでシャっと切られた時はおとなしくしていたが、その後なんと呼ぶのかわからないが普通のハサミでチョキンと切られたときはギャン泣き。チョキンという音が怖かったのだろう。
 
ハサミをいれた箇所というのはひと目見るだけでわかるものなんだなぁと今回初めてわかったが、それでも切ってよかった。髪の毛が目に入るようになっていたから、赤ん坊自身も髪の毛を邪魔そうにしていた。今はとても快適そうだ。髪の毛をゴムでくくる必要もなくなった。
 
一昨日妻に言われて気がついたのだが、赤ん坊は僕らの動きを真似するようになってきた。両手でバンザイをすると、ちょっと遅れて笑顔でそれを真似する。短い手を上げるのがとてもかわいらしい。
 
最近、どこへでもハイハイして動くようになった。段差も苦にしない。ハイハイした先にドアがあると、そのドアを開けようとする。最近僕の書斎の存在に本格的に気づいたらしく、自宅勤務をしていて少しでもドアを開けていると、ハイハイして開けようとしてくる。僕が知らない間に入って何かしないかヒヤヒヤしている。どうやらレコードプレーヤーが気になっているようだ。つかまり立ちすれば、レコードプレーヤーにも手が届く。
 
かまり立ちできそうなところを見つけると、それがどんな場所であろうと、構わずつかまり立ちをする。不安定な場所でもつかまり立ちをするから、バランスを崩して倒れてしまうことがある。倒れそうになったときに未然に防げることもあるが、たまに転んでしまってはギャン泣きする。
 
自分で動いていろいろなものを見て、また視点の高くして別の見方で楽しんでいる。ハイハイとつかまり立ちで世界が一気に大きくなったことで、好奇心の対象も広がった。いま、赤ん坊はとても楽しんでいるように見える。もちろんこれまでも楽しんでいたが、自分で動くことができるようになったため、見たいものを見たいようになってきた。これから先、興味を持つ対象がはっきりしてくるのかもしれない。赤ん坊はどんなものに興味を持つのだろう、僕らも楽しみだ。