Life Itself

生活そのもの

2019/02/15

朝ドラ『まんぷく』を見てきて、ラーメンが完成したタイミングでご多分に漏れずチキンラーメンを購入した。『まんぷく』の影響で買い求める人が多いという記事があったが、スーパーでも目立つ場所にチキンラーメンは置いてある。
しかしチキンラーメンを食べることなど何年ぶりだろう。10年とは言わない、もしかしたら20年以上口にしていないのかもしれない。もともとインスタントラーメンは食べないし、ラーメン自体もそこまで好きではない。だが、『まんぷく』でチキンラーメン完成に至るまでのドラマを見せつけられては買わずにはいられなかった。たぶん明日の昼食になると思う。食べてみるのが楽しみだ。
 
堀江敏幸須賀敦子プルーストはずっと読み続けるという今年の目標を1つ立ててから、読書がいい感じに進んでいる。堀江敏幸須賀敦子プルーストと同時並行で他の本を読むのだが、思いの外いいペースで読むことができている。特に今年は読むエッセイに外れがない。堀江敏幸須賀敦子はもちろんだが、寺尾紗穂、田尻久子、鳥羽和久、谷郁雄茂木健一郎鬼海弘雄坂口恭平。それに管啓次郎川田順三。同時で読むから、必然、読み終わるまでに時間を要するが、それでいい。読むことを急がない分、じっくり読むことができるように思う。本は読み終える頃になると、その本が終わることの寂しさと、次に何を読もうかという気持ちが入り混じって、一気に読んでしまうことが多い。同時読みだと、次に読む本を考えなくてもいいからか、まだ読んでいる本があるという安心感からか、最後の最後まで同じペースで読むことができているように思う。それでいて、同時読みする本は減るどころか、少しずつ増えていく。読んでいる本に触発されて、それに関係した別の本を手に取る。僕のリュックは日に日に重くなっていく。