Life Itself

生活そのもの

2018/12/30

今年久しぶりにレコード大賞を観た(と言っても、全体を通して観たのは20分にも満たない程度だったと思うけれど)。赤ん坊含めて3人が夢中になった曲、U.S.A.のパフォーマンスが観たかったからだ。同じ理由で紅白歌合戦も久しぶりに観る予定。年末の歌番組はそもそも興味が無いし、普段は観ないのだけれど、ただDA PUMPが観たいがために、3人であの曲を楽しみたいがために観る。
 
レコード大賞のU.S.A.では安住アナウンサーと同じように、ダンサーのKENZOの涙にもらい泣きしてしまった。生音のU.S.A.は良かった。いつもは3人ともバタバタ踊りながらU.S.A.を観るのだけれど、今回は踊ることができなかった。妻も泣いていたし、赤ん坊も泣いていた(赤ん坊は違う理由で泣いていたのだけれど)。
 
大賞はU.S.A.を取ることに疑いはなかったけれど、そうはならなかった。受賞した曲に文句はないが、一度も聴いたことがない曲だった。U.S.A.は興味がなくても、テレビをつければ聴こえてきた。この1週間、テレビでISSAを観ない日はないし、U.S.A.も毎日聴こえてくる。U.S.A.は赤ん坊までも楽しませている。音楽にあわせて踊ろうとする。大賞の結果には、とても不思議な気持ちになった。
僕同世代の人々にとって、DA PUMPの存在感はとても大きかったように思う。特に『if』が出たときなんかは、ちょうどDragon AshによってHIP HOP、ラップの文化が急激に浸透し始めていた時期で、みんなが聴いていたんじゃないか。カラオケでの定番の曲だったし、僕らの世代でカラオケに行くと、U.S.A.が出てDA PUMPが再ブームになる前にも、『if』は鉄板の曲だったように思う。当時、僕はDA PUMPが好きだったというわけではないけれど、たしかCDも持っていたし、周りのみんなと同じように聴いていた。だから、U.S.A.でまた人気がで始めたときは、なんだか懐かしい気分にもなるし、曲は少し変だが最近の80’sの感じも入っていていい感じだしで、テレビでDA PUMPを観るのが楽しくなった。メンバーは変わったけれど、テレビを観ていくうちに、新しいメンバー(と言っても10年くらい前からのようだが)も魅力的に感じてきた。
大賞を逃したのは残念だが、特に今年の後期はDA PUMPをたくさん聴くことができて楽しかった。この前発売されたばかりのDA PUMPベストも購入した。来年も引き続きDA PUMPがテレビに出てくれるのであれば、僕も妻も、そして赤ん坊もみんなHappyだ。