Life Itself

生活そのもの

2018/12/22

赤ん坊が今朝から咳き込んで、鼻水が出ている。少し風邪をひきかけているのかもしれない。
これまで加湿器で乾燥しないように気をつけていたが、これを機に空気清浄機を別途購入することにした。ベビーカーで最近よく行っている(もはや通っているレベルに近い)近くのショッピングセンターへ行くことに。
 
オープニングセールということもあって、求めていた空気清浄機が少し安く手に入った。ゆっくり歩いて30分弱の距離である。空気清浄機の入ったダンボールに取っ手をつけてもらったものを最初持ったとき、その重さであれば余裕だと思ったので、徒歩で帰ることにした。
ところが、5分も持っているときつくなってきた。重さというよりはその大きさが問題で、片手で持つには少し重く、両手で持って歩くには持ちにくい。そこで、苦渋の策ではあったが、ベビーカーから赤ん坊をおろし、ベビーカーにダンボールを乗せて押すことにした。空気清浄機の代わりに、7キロの赤ん坊を抱えて歩くことになった。
 
抱っこ紐もなく長時間歩くのはこれが初めてである。抱っこ紐がないというのは本当に心もとない。こけないように、いつも以上に細心の注意を払いながら歩くために、ノロノロ歩きになった。
空気清浄機も重かったが、7キロの赤ん坊もとても重い。赤ん坊の機嫌がいいのが救いだった。
赤ん坊はとてもご機嫌である。キョロキョロと周りを見ながら、時折笑顔を見せる。抱っこ紐のときは機嫌は悪くないが、少し表情が硬く、笑顔を見せることはほとんどないのに。
7キロの赤ん坊を抱えながら30分弱歩いて、家に着いた頃には腕がパンパンになっていた。おそらく2,3日筋肉痛が続くだろう。
 
抱っこしている間、赤ん坊の顔は僕と同じ位置か、少し低い位置にあって、見えている景色はたぶん一緒だった。赤ん坊が重かったから早く家に着かないかと思っていながら歩いていて、30分という時間はいつも以上に長く感じた。しかし、その長さはとても贅沢なものだった。これから先、抱っこ紐なしに30分弱抱っこして歩くことはないだろうが、今日のことは忘れないように思う。