Life Itself

生活そのもの

2018/12/13

赤ん坊と一緒の部屋に寝ることになって、寝落ちるまっで部屋の明かりをつけて本を読むということができなくなってしまったから、直近で開催されたAmazonのセールを機に、最新のKindle Paperwhiteを購入した。初代Kindle Paperwhiteは持っていたのだが、動きがもっさりとしていて充電もすぐ切れるようになり、このところ使っていなかった。今回のKindle Paperwhiteは防水機能がついているということもあり、購入に踏み切った。使ってみて正解である。防水機能は風呂で読むことができるようになって嬉しい限りだし、もっさりした感じもなく、ストレスフリーに使用することができるようになった。
 
Kindleを購入してから暗闇の中でも快適に本を読むことができるようになったが、寝る前にどんな本を読むかというのはなかなか迷うものである。紙媒体で購入した本が積読になっていて、昼はそっちを読みたいから、必然的にKindleでは他の本を読むことになる。小説でもなんでもいいのだけれど、小説の場合、昼に読んでいるものと内容が似ていないものにしたい。似たテイストの物語だと、内容が混ざってくるし、せっかくいい本であっても読後感が少し濁ることが多い。
昼はゆっくりと堀江敏幸の『その姿の消し方』と、須賀敦子の『コルシア書店の仲間たち』を読み進めている。というところで、夜に何を読もうかと探しているのだけれど、ベストなものが見つからない。夜に読む本の条件として、そのままバタンと寝落ちたいから物語の力が強すぎないこと(次へ次へとページを繰りたくなる類の物語ではないこと)、暗い物語ではないこと、難解な内容ではないことなどがあって、この条件にあう本というのがなかなか見つからない。筒井康隆カート・ヴォネガットなどを試してみたが、いずれもあまりしっくりこなかった。もちろん、寝る前の本として、という話である。
 
長編がいいのかもしれない。今夜は、トルストイの『アンナ・カレーニナ』を読んでみよう。
 
ところが、今日は仕事のチームの忘年会である。久しぶりに酒を飲む。普段はほとんど飲んでいないから、遠慮せずに飲む。だから、夜本を読むなんて気分にはなれないかもしれない。