Life Itself

生活そのもの

2018/11/11

赤ん坊は今のところ寝返りすることはないので、常時ベビーベッドの柵は下げている。日中はベビーベッドではなく、すぐ横の敷布団に横たわらせて遊んでいるのだが、たまたまベビーベッドのすぐ側に横たわらせていたとき、赤ん坊は折りたたんだ柵に自分の足が当たると音が鳴ることに気づいたらしい。それから赤ん坊は折りたたんだ柵を蹴ったり、うまいこと脚を絡ませたりしながら、音を出して遊んでいる。とてもご機嫌だ。
 
となりのトトロ』で、サツキから傘を貸してもらったトトロが、雨の雫が傘に落ちる音に快感を覚えて、自分でジャンプして大量の雫を傘で浴びるシーンがあるけれど、赤ん坊がしていることはこれと同じだ。たまたま柵に足が当たり、音が鳴ることに気づいた。今度は自分の意志で自分の足を動かして柵に当てて音を鳴らす。自分の行動が音に結びつくそのことに喜びを覚えているのかもしれない。柵の音で遊んでいる赤ん坊はとても愛らしい。