Life Itself

生活そのもの

2018/10/01

オーボールを掴むようになってから、赤ん坊は視線の先に何かを置くとそれに興味を示して両手で掴もうとするようになってきた。
僕ら大人の手もそうだ。赤ん坊の視線の先で手を動かすと、それを掴もうとする。その掴み方が猫のようで、パーではなくグーに近い軽く握った手で、挟み込むように掴んでこようとするものだから、とても可愛らしい。何かを掴む時はいつも機嫌がよく、ニコニコしている。
 
今はとにかく目で何かを捉えるとそれを掴むことを楽しんでいるようだ。
 
月始はとにかく忙しい。トイレに行く余裕もないくらいだ。しかし、今は忙しさに追われるくらいがちょうどいい。家に着く頃には考える気力もなくなっているから、余計なことを考えずに済む。赤ん坊と接すると疲れは和らぐが、そのままぼーっとしたままの状態でいられる。