Life Itself

生活そのもの

2018/09/16

赤ん坊が自分の手を認識し始めているようだ。どちらの手もよく動かすが、手によって傾向が見られる。ちゅぱちゅぱ舐める手は右手であり、何かを掴むのは左手のときのほうが多い。
 
利き手はどっちなのだろう。そもそも利き手とは生まれてすぐに決まっているのだろうか。もし先天的に利き手が決まっているとしても、利き手がどちらであるかがわかるのはずっとあとのことだろう。成長していくにつれて、使いやすい手を多く使うようになっていくはずだ。
今の赤ん坊の様子を見ると、どちらが利き手だとも言えない。右手を口の方へよく持っていくが、何かを掴むのは苦手なようだ。つい先日オーボールベーシックを買ってあげたが、掴むのはいつも左手である。
 
利き手、利き足、利き目などいろいろあるが、僕は未だに利き足がどちらかわからない。おそらく右だと思うが、左足に比べて確実に右足が使いやすいとも言えない。球技が苦手な僕は、サッカーボールをどちらの足で蹴っても、上手く蹴られた試しがない。こういう言い方をしてもいいのであれば、左足で蹴るのは右足で蹴るのと同じくらい苦手だ。
手は右の方が使いやすいから、右手に意識がいきがちだが、足はどちらに意識がよってしまうということがない。それはそれでいいことだろう。赤ん坊はどちらが利き手であるかに関係なく、右手を動かすことも左手を動かすことも楽しんでいる。そう、動かすのが楽しくて仕方がないといった感じだ。
 
利き手が先天的なものか、後天的なものか、いつからそれを認識するのか、ネットで検索すればすぐにわかるかもしれないが、答えはいらない。知りたくないし、知ることで赤ん坊に影響を与えたくない。
大きくなるまで利き手がどちらかなんて意識しなくていい。今と同じように右手も左手も楽しんでほしいと願っている。