Life Itself

生活そのもの

2018/09/15

今の会社の人間関係は良好で、皆とても仲がよい。まだ若い会社ということもあるだろうが、風通しがよく、上下関係も強くない。いいか悪いかは別として、社内で誰かが怒っているところを見たことがない。
仕事というのはルーティンになりがちである。毎日続けているとどうしても感覚が鈍くなってくる。そういった点においても、数年に一度仕事の見直しをはかっていて、ちょうど今その真っ只中である。これまでやってきた仕事で必要なものだけを残し、必要かどうかわからないものは、とりあえず止める。止めてみて、また必要だと思えば、また元に戻せばいい。
300名弱の会社だが、これだけ皆の仲がよく、風通しがいいのはなぜだろうといつも思う。
 
実家の家業は20名そこそこしかいないが、人間関係は良好だとは言えず、決して風通しがいいというわけでもないと思う。客観的に見て、とても保守的なやり方をしている。小さい会社だから致し方ない部分もあるだろうが、いずれ家業を継ぐ身として、どうにかできないものかと考えている。実家の家業と比べると規模が大きいにも関わらず、社内の環境が整っている今の会社を観察すると、参考にできる点はないかといつも考える。まずは人間関係だ。すべては人間関係だと言ってもいいかもしれない。
僕の祖父が創業した会社は、祖父のワンマンで、典型的なトップダウンだった。孫の僕から見てもとても怖い人だったから、従業員からするとおっかなかったと思う。祖父と父の関係はギクシャクし、社内の人間関係も良いとは言えなかった。業界の景気が良かったこともあって、祖父が健在のうちはそれで上手くいっていたが、父の代になってからはちょっとした問題が目に見えてきている。次の代にまで会社を残すかどうかはわからないが、僕の代で新しい動きを見せ、人間関係も良い方向にもっていかなければ、少しやばいなぁと思っている。
 
あと何年今の会社にいられるかはわからないが、実家の会社の参考にできそうなところをリストアップしておきたい。