Life Itself

生活そのもの

2018/09/03

赤ん坊はそろそろ生後2ヶ月になるが、最近では授乳間隔が6時間くらいあくことがある。それでも体重はしっかり増え続けていて、腕はむっちり、顔もパンパンである。先日、妻とテレビを見ていたときにブラックマヨネーズの小杉が出ていて、2人で赤ん坊とそっくりだよねと笑いあった。それから赤ん坊のあだ名は小杉である。髪の生え方もなんとなく小杉と似ている。
 
今日も妻が外に出て小杉と2人で留守番する時間があったのだが、そのうち半分のはご機嫌で、もう半分は泣きっぱなしだった。ご機嫌なときはその可愛さから目を離すことができない、泣きっぱなしのときはもちろん目を離すことはできない、どっちにしろ赤ん坊と2人では目を離すことはできないのである。それでも自分の時間が奪われているという感覚はない。あわよくば(ぐっすり寝ていれば)、本を読みたいという気持ちがないでもないけれど、それはそれで物足りない。小杉と一緒の時は、気を抜けないと言う意味では大変でもあるが、自分のすべてを小杉に明け渡しているという点で、これほど濃密な時間もないのである。これは赤ん坊とつきっきりではない僕だからこそ言える言葉かもしれないけれど。