Life Itself

生活そのもの

2018/07/31

フジロックで4日間いなかったけれども、気づけば育休も半分を消化し、残り2週間足らずとなってしまった。
この期間にどれだけサポートできたのか、あまり自信がないが、ずっと妻と娘の近くにいることができているというのは、僕の人生にとってとても大切な時間となっていると思う。
久しぶりに今日ミルクをあげたが、飲む速さがだいぶ速くなっていて驚いた。
 
あまり本を読むことはできていないが、時間があるときには数冊の育児関連の本か、堀江敏幸の『河岸忘日抄』を読んでいる。『河岸忘日抄』は細切れに読むにはとてもいい小説だ。
既にほぼ終盤あたりまで読んでいるが、今日読んだ箇所で『白鯨』についての記述があった。いつかの日記でも書いたと思うけれど、序盤でタルコフスキーの『ノスタルジア』に関する記述があって、その時ノスタルジア』を観たばかりだった。『白鯨』は数ヶ月前から読んでいて、赤ん坊が生まれる少し前から中断しているところだった。『白鯨』のような有名小説について記述があったところで別に驚くことはなく、他にも『白鯨』を読みながらこの小説を読んだ人もいるかもしれないし、『ノスタルジア』の1件があったところでこれもまた偶然として自分に寄せることは大げさだとは思うが、中断していた小説を再開するにはいい契機となったし、『白鯨』の記述に出会ったことがとても嬉しかった。