Life Itself

生活そのもの

2018/07/18

妻が疲れて寝てしまった昨夜の深夜2時頃。赤ん坊は起きていて、機嫌良さそうに手をばたばたと動かしていた。僕は体の疲れを少しでも和らげようとストレッチポールに乗ろうとしていたのだが、そのまま静かにしていた。ふすまを隔てた横の部屋で僕はストレッチポールに乗っていて、赤ん坊が起きていることは、その短い叫び声からも、呼吸の音からもわかるのだが、音をほとんど立てずに起きている。不思議だった。いつもなら大声で泣き出すところだ。短い叫び声をあげたときにはそのまま大声で泣き出すのかと思ったが、泣き出すことはなかった。横でぐっすりと寝ていた妻のことを考えてくれていたのだろうか。きっとそうではないと思うが、短い叫び声を発したということは構ってもらいたかったのかもしれない。何かシグナルは出していたのだ。寝ている妻もストレッチポールに乗っていた僕も、構わずそのままにしていても、赤ん坊は静かにしていて、生まれて2週間でそんなすごくいい子ちゃんに育っていることに僕は一人感心して、でも早速気を使わせてしまったと思うと申し訳なく思ってしまった。
 
昨夜そんなことがあったが、赤ん坊はとても元気だ。寝顔はとてもキレイだし、起きている時の表情や仕草は見ていて飽きることがない。この数日、どんどん手癖が悪くなってきて、たまに自分の手で頭をごつんと叩くことがある。さっきは髪を引っ張っていた。痛そうにはしていないので今のところは問題ないだろう。そんな手癖も含めてとても愛おしい。さっき抱っこしていたときは、おならをしたかと思うと口角をあげて笑ったような顔をして僕と目があった。本当によくおならをする子で、そのおならはたまに臭い。