Life Itself

生活そのもの

2018/06/30

今日で今年の上半期が終わる。7月1日が出産予定日なので、上半期と下半期では大きく生活が異なってくるだろうこと、だから上半期の過ごし方が非常に重要になることを、昨年の年末あたりに親しい友人に忠告されていた。
 
さて、上半期ということで振り返ってみると、何かを成し遂げたことはないし、新しいことに取り組んだわけでもない。小説も書きたいと思っていたけれど、書きたい気分にならなかったのだから仕方がない。これまでと同じように、本を読んで、音楽を聴いて、映画を観た。妻とはよく外食して、色んなところに遊びに行った。極めて平凡な日々を過ごしたと思う。だが、それに対して後悔は全くない。自らがそうしようと思ってそう過ごしたわけではなく、特に何も行動を起こさなかった結果そうなった。あえて行動を起こさなかったのではない。ただ行動を起こさなかった。週に1度はヨガに行き、仕事に行き、昼休みは本を読み、帰宅してからは音楽を聴きながら日記を書き、本を読み、時間があれば映画を観て… 
その日々はとても楽しかった。子どもが産まれてからきっとこうしておけばよかった、ということが出てくるかもしれないが、どう過ごしていたところで後悔は必ずある。これまでの経験上、僕の場合はそうだ。
欲がないわけではない。意志がないわけではない。平凡な日々を過ごしていたとは言っても、無為に時間を過ごしていたのではないのだ。ヨガをしながら考え、本を読みながら考え、映画を観ながら考えた。妻とも色々と話した。そういったことは、必ず今年の下半期、そして今後の人生に繋がるものであると思う。人生に役立てようと思ってヨガをしたり本を読んだりしているわけではないが、体験することは積み重ねだ。
明日からの下半期がとても楽しみである。