Life Itself

生活そのもの

2018/06/05

堀江敏幸の『なずな』を読み進めている。とても面白いし、近い将来に体験するであろうことが書いてあって、今まで経験したことのない本の読み方をしている。

まだ序盤だが、今日はベビーカーを買いに行くくだりがあった。抱っこ紐では赤ん坊との密着度が高いため、暑い時期だときつい、それでベビーカーを購入するという経緯だった。僕らの赤ん坊の出産予定日は7月1日なので、まさに産まれたばかりの赤ん坊と真夏を過ごしていくことになる。もっとも一緒に外に出ることができるのは2ヶ月ほど経ってから、と手元にある本に書いてあるので、外に出始めるのは残暑の季節にということになるだろうが、それでも暑いことには変わりない。今のところはベビーカーを買う予定はないが、暑いからベビーカーを、ということもあるということだ。『なずな』には赤ん坊の便についての記述もあって、そういうことになるのか、と心の中で頷きながら読んでいる。出産した後にもう一度最初から読み返しても面白いかもしれない。

 

今日は定期検診の日だったが、赤ん坊はとても順調ということで良かった。頭が大きくなって、2Dのエコーではあるが、ほっぺがふっくらとしていたらしい。

未だに性別ははっきりとしない。妻は今日も先生に尋ねたが、明確に答えてくれなかったそうだ。はっきりしないのであれば仕方がない。産まれてからの楽しみということである。

胎動は今日も激しい。そのまま元気にこの世に産まれてくることを祈るのみだ。