Life Itself

生活そのもの

2018/05/28

20代のうちから飛蚊症を発症していて、今も目の中には常に3,4匹の蚊が飛んでいるように見えている。飛蚊症に関しては全く気にはしていないのだけれど、普段から目を酷使している自覚はあって、目がひどく疲れていることにたまに気づく。PCの仕事を毎日8時間以上続け、帰ってからもスマホやPC、テレビを見ている。そういった画面を見ていないときには本を読んでいるので、ほとんど目が休まることがない。

PCやスマホの画面を見ている時は瞬きが減るのだという。たまに仕事中にトイレに行って鏡を見ると目が充血しているのを見て驚く。無意識にしている瞬きだが、PCの画面を常に凝視するせいで、脳の働きが瞬きをストップさせているのだろうか。瞬きが減ると目が乾く。かわいそうに、僕の目は常に水不足だ。

昨日、眼鏡を新調しに行った。注文しただけでまだ届いてはいない。検眼のために今まで使っていた2つの眼鏡を持っていたのだが、2年前に作った新しい方の眼鏡は、左と右で度数が違うと指摘された。この眼鏡を購入したばかりのとき、視界が歪んでとてもかけていられなかった。次第に慣れていったが、違和感は左右の度数が異なっていたことが原因だったのだろうか。対して、古い方の眼鏡は新しいものよりも度数が強いのだという。古い方の眼鏡は確かによく見えるが、長くかけていると少し頭痛がしてくる。今回検眼するまで、2つの眼鏡の間の度数に違いがあることや、新しい方の眼鏡に左右差があることなんて全然知らなかったし、気づかなかった。体の中で目ほど使うところもないのに、目の感覚ですら頼りなくなっている。

眼鏡をお願いしたお店は心から信頼しているが、今回の眼鏡はいい感じに仕上がってくれたらと思う。眼鏡をしたところで視力が回復することはなく、仕事中に目を酷使しなくなるわけでもない。だが、できる限り目に適した眼鏡を使って、これから産まれてくるとても小さい赤ん坊の、さらに小さい手、足の指1つ1つまで、そして細かい産毛まで見たい欲がある。