Life Itself

生活そのもの

2018/05/22

2週間に一度の定期検診の日だった。検査時にお腹の中の赤ん坊が寝ていて、今回も性別が判明せず。お股はしっかりと開いていてコーヒー豆のような形があったとのことなので、ほぼ女の子だと思われるが、まだわからない。どちらでもいい、出産時に対面するときにわかればいいのだ。

体重は2000グラムを超えたそうだ。最近はいよいよだなぁと感じがしている。さすがに少しずつ覚悟もし始めている。母子ともに健康に産まれてくれさえすればいい。とは思うが、それも大変なことなのだ。あまり軽い言葉で言うことはできない。母子ともに健康に産まれてくるように、心から祈る。

 

妻は今1人で歩きに行っている。やたらと体重を気にしている。もともとが細身で、しかもヨガで鍛えていたので、今の体重が許せないようだ。4キロは歩くと言っていた。何もなければいいが。少し心配だ。

 

出産が近づいてくるにつれて、考えていることのほとんどは妻の体調のことだったり、産まれてくる子どものことになりつつある。数週間前まではレコードのこともよく考えていたけれど、最近はその割合が減ってきた。

本は志村ふくみさんのエッセイとメルヴィルの白鯨を毎日少しずつ読んでいる。最近は本もあまり買っていない。つい先日、本を売りに行った時に、武満徹さんの『時間の園丁』を見つけて購入したくらいだ。

心は未来の1点のみを向きつつある。