Life Itself

生活そのもの

2018/03/16

昨夜は驚いた。フジロックBob DylanSmashの日高さんがアナログのカリスマアーティストが3組目のヘッドライナーと言っていたが、まさかBob Dylanとは思わなかった。

 

Bob Dylanのライブに初めて行ったのは2009年で、大阪公演を確か2日と東京公演も確か1日行ったと記憶している。大阪で行った最初の公演の時の『Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again』と『The Lonesome Death of Hattie Carroll』は未だに忘れることができない。Bob Dylanのキーボードは最高だった。その時のツアー含めて来日してくれるたびにライブに行ったが、あの最初の日ほどには印象に残っていない。これまで見たライブの中でも最も印象に残っているライブの1つだし、『Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again』の最初のアコースティックギターの音が鳴り始めた時は妻と顔を合わせて、その後しばらく頭のしびれが治まらなかった。

フジロックのグリーンステージでBob Dylanの歌がどう響くかはわからないけれど、セットリストによって大きく雰囲気が変わりそうで、それを想像するだけでも楽しい。直近の来日のときのように、シナトラのカバー中心も良かったが、フジロックではどうだろうか。最近のBob Dylanは歌がうまくなっている。しっとりとした歌声を聞かせてくれる。直近の来日以降、どうなっているかはよく知らない。Bob Dylanのホームページを見てみると、昨年の年末のセットリストもなかなか良い。Bob Dylanのライブのことを考えるとこれほど楽しくなるのはなぜだろう。昨夜からずっと興奮している。