Life Itself

生活そのもの

2018/02/23

今日もついさっき帰宅。ほぼ昨日と同じ時間だ。

 

今日はGOMAさんの映画『フラッシュバックメモリーズ』の上映会と、トークショー&ライブのイベントに行ってきた。

交通事故により脳に記憶障害を持つGOMAさんは、トークショーで興味深いことをたくさん言っていた。交通事故で意識を失って現実に戻ってくる時に見た夢のようなもの、光のようなもの、それまでのイメージ、それだけは忘れることがないということ。交通事故の後、気を失って倒れることがこれまで何度もあったが、意識が戻ってくる瞬間のイメージというのはいつも同じであるということ(これも光のようなものと言っていたかな)。体はぬいぐるみのようなもので、(意識のない)あちら側と(現実の)こちら側のちょうど境界にいるとき、意識が戻ってくるまさにその時にぬいぐるみにすぽっと入ってくるような感覚があるのだということ。ディジュリドゥを始めたきっかけは覚えていないが、その前にやっていたブレイクダンスを始めたきっかけは覚えているということ。記憶がなくなっても、周りの人々がそのなくなった記憶を補完してくれるということ。考えながらディジュリドゥを演奏することはできない、感覚で演奏しているということ。まだまだ色んなことを言っていた。

 

ディジュリドゥの音は重く、体に響いてきた。耳で聴くというよりは、体で感じる音だった。