Life Itself

生活そのもの

2018/01/07

2日前に実家に帰省した時に久しぶりにゴルフの打ちっぱなしで練習をした。

 
半年以上クラブを握っていなかった。自分で確認していないけれど、フォームは無茶苦茶だったと思う。なんとなくはスイングできるし、空振りするなんてことはないのだが、ボールは意図しないところへあちこち飛んでいってしまった。練習場の平坦なマットの上ですらこんなだから、ゴルフコースへ行くなんてとてもできるような状態ではない(と言っても、近々行く予定はないのだけれど)。いろいろ試行錯誤しながら、昔教わったことを思い出しながら、1球1球丁寧にボールを打った。
 
練習が終わった直後から腰の横や肩、太もも等が筋肉痛で、昨日が痛みのピークだった。ゴルフの後はこんな感じだったなぁと懐かしく感じる筋肉痛で、筋肉痛が薄れてていくのはどこか寂しい感じもする。ゴルフクラブは実家へ持って帰ってしまったし、車も持っていないので、福岡でゴルフの練習をすることは難しい。しばらくまた練習ができない。
 
今回練習したゴルフ練習場は、祖父が作った施設だ。
祖母からはゴルフ好きが高じて練習場を作るまでになったと聞いたが、ゴルフのどのようなところが好きだったのか直接聞いてみたかった。今ではかなわないことだ。
 
ゴルフ練習場は山を削って作っているので、練習をするときは開かれた山に向かって打つことになる。ネットで全面が囲われた感じではなくて、ゴルフコースに併設された練習場と似ている。自然を削って作った施設ではあるけれど、ゴルフコースと同じように、自然の中で練習する雰囲気を味わうことができる。その代わり、草が伸びてくるから定期的に刈ることが必須だし、たまに蜂の巣なんかもできて駆除しないといけない。イノシシだって来ることもある。練習場の環境を維持することは大変だけれど、利用する人は自然を前にして練習することができるのが気持ちいいのだと思う。
 
ゴルフ練習場ができてから既に40年以上が経過しているが、この施設は祖父が作り上げた財産だ。父も必死に守ってきた。弟も今施設の修繕など頑張っている。僕もそこで育ってきた。
一時期はなんとなくゴルフが嫌になった時期もあったけれど、昨年あたりから少しずつゴルフを再開したい気持ちになってきている。でも、まだゴルフを全面的に好きだとは言えないかな。
 
ゴルフが好きであれ嫌いであれ、ゴルフ(をしてくれている人)のおかげで今の自分がある。それは忘れちゃいけないと思っているんだけれど。