Life Itself

生活そのもの

2018/01/03

さっき、今年初めて月を見た。満月かと思ったら、昨夜が満月だったようだ。それも今年は新年早々スーパームーンだったらしく、元日からニュースに取り上げられていたことを知った。
 
明日は実家に帰省する。
明日の帰る時間を伝えるために母に電話をして、元日に電話した時にろれつが回らないほど酔っ払っていたことを伝えると、母は電話したことすら記憶になかった。最終的にシャンパン1本とワイン3本を義妹と2人で空けていたらしい。いくら酒に強いといっても、そりゃ酔っぱらうでしょ。
 
電話した時に糖尿病持ちの猫の体調が優れないと言っていたが、酔っ払っていたのであまり詳しく聞くことができていなかったので、どのように良くないのか改めて尋ねた。
 
尿がなかなか出ないことが問題なのだという。
尿が出ないから血糖値を測ることができない。血糖値がわからないからインシュリンを打つこともできない。インシュリンを打たなければ糖尿病が悪化する恐れがある。悪化しているかどうかも尿が出ないので判断できない。何もできることがなくて、まいってしまっているようだ。
 
母は1人で猫のことを抱えていて、ストレスのはけ口がないのだと思う。弟にどこまで相談しているのかはわからないが、弟自身がその猫をかわいがっていないのであまり言っていないのかもしれない。
僕は僕で妻が妊娠している状況だ。妊娠していることに関して相談する人がいないから、必然母に相談することになる。相談を受ける立場である以上、僕に猫のことを相談することができない。自分と妻のことで頭がいっぱいでそのことに今まで気づかなかった。
 
父とは猫の体調のことを話しているだろうが、父は家事が全くできないし、猫の世話を手伝うこともないので、それがさらにストレスになっているのかもしれない。
 
会社のことも、家のことも、猫のことも、長男と義理の娘の妊娠のことも、全て母がいなければ立ち行かないようになっているのではないか。僕も母のストレスの原因の一つになっている。あっぱれ。今まで気づかなかったなんておめでたいことだ。
 
とにかく、明日は母と酒を飲みながら、少しでも話をして、そして話を聞いてあげたい。