Life Itself

生活そのもの

2017/12/24

今日福岡では雨が降った。久しぶりに雨を見た気がする。前回雨が降ったのはそんなに前ではないと思うけれど、オフィスワークなので基本的にあまり外に出ないこともあって、雨が降ってもそれに気づかないことが多い。天気に鈍感になっているのだと思う。あまりいいことではない。
 
大学の頃、ゴルフコースで働いていた時はもっと天気に敏感だった。天気によってお客さんの数が変わるので出勤の前日には必ず天気予報をチェックしていた。特に雷には敏感だった。前日からの予報確認はもちろん、当日もスタッフの人と連携を取りながらが雷雲がどこにあるかなどレーダーで数十分おきに確認していた。雷が落ちそうになったら、避雷針のある小屋へお客さんをすぐに誘導しないといけないからだ。
僕が働いていたゴルフコースは(他のゴルフコースのことは知らないけれど、ゴルフというスポーツの特質上、だいたいどこもそうだと思う)基本的に日が昇ってから日が落ちるまでが勤務時間だった。当然、夏と冬では勤務時間が全然異なってくる。雨が降るとキャンセルが多く出るので、雨が降るか降らないかでも勤務時間は変わった。太陽から今日はこのくらい働きなさい!と指示を受けているような感覚だった。
そんな働き方だからか、ゴルフコースで働いていたときはすこぶる体調が良かった。結構体力を消耗する仕事ではあったけれど、日の長さ≒勤務時間なので、時計ではなくて太陽がどこにあるかが終業までの目安となり、常に太陽を意識していた。常に外で働いていたから、夏はくそ暑くて、冬はどれだけ着込んでもどうしようもなく寒かった。でも、ずっと外にいて働くというのは気持ちよかった。真夏の炎天下での練習場の球拾いは本当に地獄だったけれど、その後の水の美味しさといったら。クーラーで涼しくなって暖房で暖かくなるオフィスの環境はすごくありがたいとは思うが、体がそれに慣れてしまって風邪をひきやすくなってしまった気がする。1日に少しの間だけでも太陽の光を浴びるというのはやはりすごく大切なことなんだと思う。
 
昨日は妻が体調がましな感じで、電車で一駅のところだったけれど、久しぶりに一緒に外に出かけた。ほとんど外に出ることもないので、太陽の光にあたるのが気持ちいいと言っていた。
行きつけのパスタ屋に行ってランチを食べるところまでは元気にしていたが、必要なものを今のうち買っておこうとそれから薬局や本屋に寄ると一気に体調が悪くなった。暖房のモワッとした感じで気持ち悪くなったようだ。
これから少しずつでもいいので、そのあたりを少し2人でぶらぶらできるようになれたらと思う。近くには大きな公園もある。できればそこまで行けるようになって、キレイな空気を吸って太陽の光を浴びるようになれれば。